HARUKI’s angry diary
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| 2005年01月31日(月) |
安物買いの銭失い(大汗) |
会社の喫煙所で毎日のように顔を合わせる某オヤジ。この人は社員ではなくいわゆる外注スタッフである。
とても愛想のいい人でHARUKIはなんとなくいつも雑談をしていたのだが、先週あたま、このオヤジが言った。
オヤジ「HARUKIさん、パソコン詳しいんですよね」
とくに詳しいというわけではないが、指1本で入力している喫煙所にいるほかのメンバーよりは圧倒的に詳しいと思う。 あと、パソコン師匠のおかげでHARUKIのパソコンは世間でいうところの自作パソコンではある。
HARUKI「はぁ」 オヤジ「ボクもまたパソコンを始めようと思いましてね」 ちなみにこのオヤジ、50代後半。くわしく話を聞いてみるとWinの3.5だかなんだかよくわからんが、大昔dosの時代にパソコンをさわっていたとか。
オヤジ「どこのメーカーのを買おうか悩んでいるんですよ」 HARUKI「資金は潤沢なんですか?」 オヤジ「いえ、少しでも安くしたいと思ってましてね」 HARUKI「だったら、秋葉原の店が組んで売っているいわゆるアキバブランドで十分だと思いますが」 オヤジ「なるほど」
その翌日。 オヤジ「友人に相談したんですけど、デ○にしようかと思いましてね」 HARUKI「デスクトップですか?それともノート?」 オヤジ「デスクトップです」 HARUKI「そうですかぁ。まぁノートでなければデ○でも問題はないと思いますけど…」
デ○はサポート体制めちゃめちゃ悪いからメーカー製の利点はないと思うけど。 オヤジ「実はボク、自宅と事務所とあってですね、両方にパソコン置きたいんです。でデ○の同じのを2台買おうと思ってましてね」 うっそーーーーーーーーーーー。 信じられないーーーーーーー。
それでなくてもデ○って、カスタマイズしてスペックをあげて注文すると普通のメーカーのとかわらないくらいお高くなるっちゅー恐ろしい落とし穴があるのに。 同じものを2台かぁ? ま、人それぞれ好みだからなぁ。
HARUKI「とりあえず1台買って、使いこなせるようになるまで我慢してそれから考えられたらどーですか?」 オヤジ「わかりました」
さらにその翌日。 オヤジ「友人と相談して、そうすることにしました」 っていうかぁ、毎日相談できる友人がいるなら、いちいちHARUKIに相談するなよっ! 気になるからさぁ。
オヤジ「プロバイダはどこがいいですかねぇ」 へ?またかい! 友人はどーしたんだよっ!
HARUKI「このご時世どこもかわりがありませんから、お値段など条件で決められたらいかがですか?あと私はプロバイダがなくなるというツラーーーイ目にあっていますので、なるだけ大手がいいと思いますが」 オヤジ「友人はアサ○ネットがいいって言ってるんですが」
HARUKI「はぁ。理由は?」 オヤジ「メールでやり取りできる容量が多いとか」 オヤジィィィ、それいつの時代の話だよ。 もちろんギガの世界でやりとりしようっていうなら問題になるかもしれないけど(←そんなヤツは普通はいない)、このご時世メールの容量なんて関係ないぞ。気にするなら通信スピードだろ、スピード!
HARUKI「通信環境はどーされるんですか?」 オヤジ「ADSLです」 HARUKI「だったら、なおさらどこでも対応しているはずですから」 ここでHARUKIは気がついた、この友人という人は、オヤジと同じくらいの年齢でパソコン知識が古いのではないか?ということに。
ネットを初期から使っている人は、今は無きアスキーネットとか大昔からあるアサ○ネットとかが、無条件でいいと思い込んでいるふしがある。 それでなくてもパソコンの世界は日進月歩で、技術革新のはやさは目を見張るものがある。 だから、新しい情報をきちんと入手して対応していかないとせっかくある知識もまったく意味がなくなってしまうのだ。 それに気付かない高齢のユーザーは、時代遅れもはなはだしいことになる。
さらにまた翌日。 オヤジ「OCNにすることにしました」 HARUKI「これからはIPフォンのことも考えないといけないから、いいんじゃないですか?」 オヤジ「なんですか?それ?」 えっと〜、どうせまだ説明してもわからんだろうか、説明は割愛した。←おいおい
今日。 オヤジ「注文しました、デ○の○○○○」 HARUKI「良かったですねぇ」←お愛想 オヤジ「メールが出来るようになったら、早速メールしますね」 はいはいはい。
一応気になったのでデ○のサイトでオヤジの買った機種を確認したHARUKI、愕然。
パソコン師匠から聞いた話によると今年からパソコン内部の規格が大幅にかわり、飛躍的に動きの効率が良くなったパソコンが売られている。もちろんデ○にも新しいスペックの商品があり、それらは確かに他のメーカーのよりは断然安い。
ところが、このオヤジの買った機種。去年までの規格のものではっきり言って、これをあの値段で買うのはいかがなものか?という代物。 っていうか、あれを買うんだったらよっぽどサポートが充実しているごく普通の日本のメーカーのだって今ならお安く買えるんだけどなぁぁぁぁ。
うーん、どーしよ〜、この真実をオヤジに言っていいものか、どうか。 まぁ、そのご友人はそんなこと知らないだろうから、絶対わかってないだろうしなぁ。
ううううう、言いたい、でも絶対言えないよなぁぁぁぁぁぁ。
と言いつつ、明日言ってしまいそうな今日のHARUKIだった(笑)。←鬼ぃぃぃぃ!
Mikan HARUKI
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