りえるの日記

2006年03月24日(金) 頽廃

今聞いているのはヴィヴァルディ
協奏曲は哀愁が漂う作品ばかり。
音楽を聴きながら、ヴェニスの街を歩いているよう。

ヴェニスといえば、ヴィスコンティの「ベニスに死す」
最後に白髪を黒色に染め、白く化粧をしたアッシェンバッハが
海辺でデッキチェアに座り、太陽の光を浴びながら
蒼白い顔に一筋の汗に混じった黒い染料が流れ、
醜く化粧が流れ落ちる。
頽廃という言葉がこのシーンで凝縮されていると思う

一方で、フランス語クラスのおじさんの、少し汚らしい黒く染めた髪を
みる度にヴェニスの頽廃と若さへの固執の醜悪さを感じる。
彼に「べニスに死す」を見せて、固執の醜悪さを感じとってもらえるだろうか


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