今聞いているのはヴィヴァルディ 協奏曲は哀愁が漂う作品ばかり。 音楽を聴きながら、ヴェニスの街を歩いているよう。
ヴェニスといえば、ヴィスコンティの「ベニスに死す」 最後に白髪を黒色に染め、白く化粧をしたアッシェンバッハが 海辺でデッキチェアに座り、太陽の光を浴びながら 蒼白い顔に一筋の汗に混じった黒い染料が流れ、 醜く化粧が流れ落ちる。 頽廃という言葉がこのシーンで凝縮されていると思う
一方で、フランス語クラスのおじさんの、少し汚らしい黒く染めた髪を みる度にヴェニスの頽廃と若さへの固執の醜悪さを感じる。 彼に「べニスに死す」を見せて、固執の醜悪さを感じとってもらえるだろうか
|