りえるの日記

2005年02月28日(月) ラ・トゥール

フォーレノクターンをメトロノームを使って練習してみる。
なんと、自分がいい加減に弾いていたか分かる。
アンサンブルのお蔭で、逃げていたテンポ感に
目を向けることができた。
何でも、小さなきっかけで、気持ちが変化する。

芸術新潮3月号 購入。

ラ・トゥールの蝋燭の光に惹きつけられた。
マグダラのマリアが持つ骸骨も気になる。
盲目のヴィエル弾き。
表情がリアル。

蚤をとる女。
庶民の生活が垣間見られておもしろい。
16世紀後半から、「蚤の文学」が流行したらしい。
男が蚤に変身して女性の体を噛んだりする。

トランプをしている女性のギョロ目も怖い。

闇の中の小さなオレンジ色の光に映し出される
人間の肌が艶かしい。

アリアニコ種のワインを飲む
濃厚な味。
bioワインに似てるかな。
香りは少ないが、やはり好み。

VILLA MATILDE
FALERNO
DEL MASSAICO 2001

少し若いワインだから酸味を感じるかもしれないと
言われたが、あまり問題なかった。






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