ちょっとした空き時間にカフェにいると 色々な人間模様を観察できる。 本を取り出すと、前に座っていた 学問やっています風の女性。 隣の20代前半の男性に、話かけていた。 二人の共通点は医者と医学生。 放射線がどうとか、そういう話をしていた。 彼女の声が、いかつい。 もしも、彼女の声が柔らかなトーンだったら 医学生との恋も芽生えるかもしれない。 声は大切なのだ。 もう一つは、穏やかな空気の流れ。 何も話をしなくても漂う色気。 この空気を二人でかもし出せたら、素敵だ。
「ボン・ボヤージュ」 イザベル・アジャーニ主演 ストレートな分かりやすい話だった。 時には、こういう何も考えない映画もいいな。 アジャーニの体は意外にがっしりしている。
「ビフォア・サンセット」 巴里を舞台にした映画。 9年前であった男女が、巴里の街を歩きながら 話し続ける。 ジュリー・デルビーが語りすぎた。 9年のブランクで高揚する気持ちは分かる。 イーサン・ホークはえらい! あんな一方的な話を絶妙な相槌でかえしていた。 辛抱強く、人の話を聞いてくれる人は少ない。 貴重な存在。
明日の飲み会が中止になったので、 ワインを買って帰る。 近くのスーパーで、ニュージランドのピノ・ノワール種を。 ライトボディ風で水のように飲める。 あっという間に半分あけてしまう。危ない、危ない。
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