りえるの日記

2004年11月03日(水) 心のリセット

今度のフランス語の課題は
「文学」について。

得意分野だけに、気合が入る。
しかし、「耽美的」「幻想的」「艶かしい」という言葉を
辞書で調べると、該当する単語は、軽蔑的に使う表現と括弧で書いてあった。
こういう時こそ、フランス語に詳しい日本人の友達がいたら
すぐに分かるのに。
今回は、カミュ「異邦人」、ジャック・プレベールの詩
日本では谷崎「春琴抄」、泉鏡花、三島由紀夫のことをまとめてみた。
相変わらず、言いたいことの100分の1ぐらいだけど。

ピアノの交流会も終わり、新しい曲の譜読みを始める。
シューベルト ソナタ OP120
冬の夜を思い出すような、透き通る冷たく優しいメロディ。
一音一音が肌に組み込まれていく。
私の苦手とする三連符と二連符の合わせ。
相変わらずリズム感がない。メトロノームをたよりに四苦八苦。

先日から
SLAVAのヴォカリーズを聞いている。
歌詞を使わず母音だけで、歌う。
美しい高音。
ラフマニノフ「ヴォカリーズ」等、銀河鉄道のメーテルが
あまた輝く星空の宇宙を漂っているような音楽だ。

忙しい毎日に心休まる音楽を聴くと、
自分の体がリセットされる。


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