Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2009年07月12日(日)  People hearing without listening

昨夜はひさびさにOJ(drs)から飲みのお誘いが来ていたのに気づかず。JTと別れて電車に乗ったが。ふと途中で別のヒトをいきなりメールで呼び出してしまい。
ま、色々あって、今朝10時半帰宅。

で、これは昨日の続きであるが。
素晴らしいコンサートだったけれど、観客にはちょっと苛つく部分もあった。サイモン&ガーファンクルのような広く大衆に好まれるアーティストには多いことだろうが。
私の周りだけ見ても、隣のオバハンはずっとパンフレットでばたばたとあおいでいるし(数回睨みつけてようやくやめさせた)、斜め後ろの男は始終ビニール袋からがさがさと何か取り出しては食っているし。まさしく野球場のスタンドに相応しい雰囲気。途中に一瞬映像が流れた時は、何を勘違いしたのかと思うほどの人数がトイレに立ったし。
しかし一番神経に障ったのは、アンコールの"The Sound Of Silence"で手拍子が入った時だ。あの繊細な曲で手拍子が出来るような粗雑な神経の人間があれだけ多くいたのは信じ難い。何となくためらう気配の混じる手拍子ではあったが、だったらやるな。迎合にもほどがある。

ちょうど前日にネットで、オアシスのリアム(愛してるわリアム)が、ロンドンのCoventry's Ricoh Stadiumで、やはり5万人の観客に向って「手拍子はやめろ」と怒鳴ったという記事を読んだばかり。どの曲かと思えば、去年の新譜の"Shock Of The Lightning"・・・あんなアップテンポの曲で怒るんだ?とも思ったが。
YouTubeでそのライヴの映像を出してみたところ、コンサート開始以来この曲に到るまでずっと観客が手拍子のしっぱなし。それでリアムがキレたんだろう。
私自身は、手拍子も一緒に歌うのも演奏妨害だと思っている。わざわざ聴きにきて、自分で演奏をかき消す意味がわからない。だからアーティストが自ら要請した時以外はしない。要請されるのも好きではない。皆でひとつになろうという考えが気持ち悪い。
該当部分の映像では、リアムが「俺らはオアシスで、シンプル・マインズじゃねえんだ」と怒っているが、それでもご覧の通り客は手拍子をやめない。やはり、聴いちゃいないのだ。

ところで今日は、朝10時なんていう時間に荻窪駅に降り立ったので、珍しくリアルの買物でもしようかと、ドラッグストアに立ち寄ったのだが。あれこれ見た挙句、気になった商品名を覚えて帰宅し、ネットでオーダーした。・・・PC中毒極まれりだな。

People hearing without listening (皆、聴いちゃいない)  *The Sound Of Silence / Simon & Garfunkel (1968) の歌詞。



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