Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2008年04月09日(水)  It's better to keep moving on

本日はトッド・ラングレンを観に行くのだ。西荻BITCHのマスターと常連2人と、計4人で。まずは六本木のイタリアンの店で食事。ボトルワイン+他のお酒も注文し、パン、温泉卵添えサラダ、縞海老、白身魚、黒毛和牛のトマト煮込、パスタ2種類(アラビアータ、鴨挽肉のボロネーゼ)と、食うわ食うわ。おかげで開演時間ぎりぎりに、会場に到着。

六本木ビルボードに来るのは二度目だ。最初は去年yer-bluesさんにリッキー・リー・ジョーンズを観に連れてきていただいた。ライヴは良かったが、ハコは全く好きになれなかった。何しろメシ食いつつライヴを観るのだ。その時は、演奏中も食器のたてる音がずっと聞こえていた。
今日は席の選択をBITCHマスターに任せたので、一階の会員席である。近い。ステージがものすごく近い。
ここでもボトルワイン+他のお酒を飲む。先ほどの店も含めて飲食は全部マスターのおごり。有難く図々しくご馳走になる。

トッド登場。一時期は太っていたが、あれから痩せたらしい。Tシャツにサングラス。今年60歳とは思えぬかっこ良さ。バックは3人(g,b,drs)。「これが最後のショーだから何でもありだ」と言い、"Let's get stupid."(アホになろうぜ。本来は"Let's get started."=さあ始めよう)と低く渋い声で言って緑色のストラトを弾きだしたら。
これが何ともガンと来るパワフルな音で。ボーカルも太くてしゃがれていて(後から知ったが実は喉が枯れていたらしい)、イアン・ギランばりのシャウトも多く、とにかくどっしりしていて、メリハリがすごい。ロビン・ヒッチコックのエンターテイナーぶりを思い出す。腰が座っていて、いい意味で重く、アメリカっぽい。
・・・これ、私の知ってるトッド・ラングレンじゃないわ。

と思ったら、BITCHマスターの知っているトッドでもなかったらしくて。昔の曲を殆どやらないのが不評だった。
しかし、私は問題なく楽しめた。逆に全く変化していることで、トッド・ラングレンというひとのパフォーマーとしての相当な力量を感じたし、彼が今やりたいのはこういうことなんだろうと思えば、省くわけにはいかなかったんだろう'I Saw The Light'などは無理に組み込んだようで、浮いていたと言えなくもない。

23時にライヴ終了。一人で南阿佐ヶ谷のBROCKへ。SC(p)にケイト・ブッシュをコピーして来てもらったので、お客が切れたらキーボードで合わせようと思っていたが、お客の入りが良いので本日はやめておく。(マスターはやっていいと言ってくれたが)
SCにタクシーで送ってもらい4時半帰宅。

It's better to keep moving on (前進し続けるほうがいい)  *Too Far Gone / Todd Rundgren (1978) の歌詞。



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