Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2006年07月11日(火)  Oh where are you now

夕方、婦人科と耳鼻科のはしごし、そのまま美容院へ。帰宅して授業。

婦人科は一週間前にかかった。耳鼻科の薬の副作用が出たと思ったので行ったのだ。あるかなしかの症状ではあったが、数年前に同様の前例があったので、早めに診せた。そしたら検査をして、結果が出るのが一週間後にも関らず一週間ぶんの薬を出され、4,000円取られた。儲けようという以外の何ものでもない。そして今日出た結果は結局異常なし。
しかし医者は無理やり別の不調を見つけ(自覚症状すらない、「正常」の範囲内の不調だと思う)、「一応念の為に」とほざいて、そのぶんの薬を一週間分出した。薬局に持っていったら、薬剤師が不審そうに「何の為のお薬だと言ってましたか?」と訊く。説明したら、「ああ、じゃあ念の為にってことでしょうね」と言う。要するにやはりほぼ無意味なんでしょう?

しかし婦人科より呆れたのは耳鼻科だ。先週私が、副作用が出たかもしれないと話すや、悪事が見つかった子供のように苦笑して、それ以上何も聞こうともせず、「じゃあお薬やめましょう」といきなり投薬を中止したのだ。必要だから出してたんじゃないの?
逆に今度はこれを聞いた婦人科が呆れた顔をした。「副作用が出るからって投薬をやめるのは間違いですよ。耳を治す方が大事なんですから」と言う。ええ、私もそう言ったんですけどね。副作用が出たにしても、もう婦人科にかかっているんだから大丈夫ですってね。
なんにしてもどっちもどっちだわね。医者なんて、皆こういうろくでもない人種ばかりだね。

夜、午前2時3分、あるブログにたった一言書いてあった。「バイバイ、シド」 その横の画像は、シド・バレット
「嘘でしょう?」とだけ書き込んで、慌ててネットを検索する。何事にもおそろしく情報の早いWikipedia(ネット上の百科事典)の'Syd Barrett'の項には、既にこうあった。
Roger Keith "Syd" Barrett (January 6, 1946 – July 7, 2006) was an English singer, songwriter, guitarist and artist.
泣いた。

「シド・バレットが死んでしまった」と自分のbbsに書く。その文字を見て更に泣く。
自分でも意外なほどの喪失感に驚く。
彼は、世間が忘れた存在だった。音楽の世界では、とっくに死んだも同然のひとだった。しかし今は本当に死んでしまった。

もうどこにもいない。
消えてしまった。

Oh where are you now (もうどこにもいない)  *Dark Globe / Syd Barrett (1970) の歌詞。



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