Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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| 2005年06月11日(土) |
With the birds I'll share this lonely view |
14時半に夜勤&会議明けのRonnyが来る。15時から3時間リハ。どうも乗らない。どの曲もまんべんなくダメ。この期に及んで、このノリの悪さは何なんだろう。正体が掴めないままリハ終了。
別に二人の仲がしっくりいっていないということではない。 全て順調というわけではないが、でも今のところ、不満は全部(愚痴としてではなく)口に出してしまっている。これが出来るうちは大丈夫だ。 去年の今頃は、言いたくても言えないことがどんどん溜まって、卵詰りを起こした鳥みたいになっていた。そんな状態でうまくいくわけがない。だから今度は同じ失敗はしない。腑に落ちないことがあれば、落としてもらうまでだ。 本当に怖いのは、不満を口に出す価値すらないと思った時だ。
普段「経験から学ぶのが嫌い」と言っているが、それは例えば男性を好きになる時に、以前に似たタイプで懲りたからと気をつけたりするのは嫌だということだ。 人間関係の運び方に関しては、かなり成長したと思う。大人になるとはこういうことか。こういう風に成長していけるなら、年を取ることは悪くない。
大分前の話になるが。5/12にRonnyと外出した帰りに、Sad Cafeに未払い給料の取立に行った。そしたら案の定払えないといい、これも案の定私の勤務ぶりに文句をつけ始めた。曰く、私のせいで客が減ったから給料が払えなくなったんだ、と。馬鹿馬鹿しい。お給料は最初から遅れていたんだし、私の初勤務日の客はたったの2名、しかもうち1名はLEO(g)だって。どう「減る」っていうのよ。 こんな馬鹿げた言いがかりをつける45歳を相手に私は冷静に喋り、しまいには興奮した相手の手を取って握り締め、「早く気持ちよく縁を切りましょう。お金さえ払ってくれればそれでいいんです」と目を見つめて言ったんだから。頭の中で「私ってオトナだわ・・・」とうっとりしたわよ、まったく。
この日は一日Ronnyと二人でとても楽しかった。だから最後にケチをつけたくないという気分も大きくかった。 怒りは疲れる。うんざりする。離婚経験を通して、私はようやく「怒り」から解き放たれた。怒鳴ること、罵ること、興奮することには何の意味もなく、ただただ自分を消耗させ、相手を傷つける。 同じ言葉を、怒鳴らずに言えばいい。「怒る」人間は、もう自分の主人ではない。「怒り」という別の存在の奴隷だ。そこに自由はない。
だから今では、怒りを抑えられない人間を見ると哀れに思う。 元ダンナと駄目になったことは、私の予想以上に大きな哀しみを後々まで残した。でも、この哀しい景色は、静かでうつくしい。 空っぽで孤独だが、そこで私はほっと息をつける。
With the birds I'll share this lonely view (この寂しい景色を 僕と、鳥たちだけが見てる ) *Scar Tissue / Red Hot Chili Peppers (1999) の歌詞。
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