Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2005年05月21日(土)  In my lover's arms I find relief

ガービッジの新譜'Bleed Like Me'が届く。昔のガービッジに戻ったと評判が高かったので購入してみたが。
確かに100%ガービッジではある。これが1stなら結構衝撃はあるのかもしれないが。実際の1stのあの尖って硬い、未熟で挑戦的な素顔の少女はもうどこにもいないし、かといって2ndの、リップ・バームを塗ってシルクのスリップを着ることを覚え、痛々しい色気を身につけた女とも違う。
私がコピーする3つのバンド、ホールザ・キルズとガービッジのうち、ザ・キルズはVVとホテルの2人の見事な融合だし、ホールはコートニーのワンマン・バンドかと思いきや、実はエリックの存在はかなり大きいし、ビリー・コーガンという外部の要素がしっかり支えているのも見える。
でも、ガービッジはシャーリーの為のバンドだ。実情を全く知らずに言うが、ガービッジは、シャーリーという奔放な女の子に好きなことをさせて輝かせるべく、実力のある男性3人がつくったバンドだという風に見える。
ガービッジの4枚のアルバムはそのままシャーリーの成長記録だ。で、今回のシャーリーは、良くも悪くも「経験豊富な女」になった気がする。
巷の評判がかなり高いのは、3rdでがっかりしたからじゃないか?

ちなみに私が一番好きで、しかもこのアルバムを象徴しているように思うのは、'Why Don't You Come Over'のサビの後にシャーリーが笑うところ。

夜、5/3の日記(タイトルが「Do disturb ! =邪魔して=いつでも電話して」)をアップした途端にRonnyから電話。彼とはこういう偶然が多くて、それがいちいち嬉しい。

私は今もずっとMedicationの歌詞をきいては泣いている。恋人がいて絶望している女は、もう救いがないからだ。
ところが'Bleed Like Me'のラスト曲'Happy Home'の詞は"In my happy home I barely breathe. In my lover's arms I find relief"だ。
まだ幸福と言うには程遠い詞ではあるが、それを聞いて私はほっとする。架空の彼女の為に、良かった良かったと安堵する。

In my lover's arms I find relief (彼の腕の中でならやすらげる)  *Happy Home / Garbage (2005) の歌詞。



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