Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2005年03月06日(日)  Qu'est que c'est

これはいいもの借りちゃったな。BBCのTV番組'The Old Grey Whistle Test'のDVD。'71〜'84年、28アーティストの演奏と、ロバート・プラントストーンズのメンバーなどのインタビューを収録。
私的には'78年がたまらない。トーキング・ヘッズXTCブロンディトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズポリスと続くのだから。
この中でXTCだけは、ちゃんと聴くのは初めて。ベースのコリンが可愛いこと! このテの顔は好きなんだよなあ・・・。

トーキング・ヘッズは"Stop Making Sense"の映像しか知らなかった。その頃のティナ(b)はそこらのショッピング・モールで子連れでお買物してそうな平凡な女性に見えたが。たった6年前のこの映像ではボーイッシュなショート・カットで、その目つきがすごい。デヴィッド・バーンをひたと見据えてまばたきもせずに、単調な重いぶつ切りの、存在感のある音を送ってくる。'Psycho Killer'って、こんなにベースが肝心な曲だっけ。そして対照的にギターとボーカルのヨレヨレなこと。シロート並だわこりゃ。
ビジュアルはもう最悪で、デヴィッドはレモン色のポロシャツ(裾はパンツに押し込み、胸のボタンを一番上までぴっちり止め、エリは片方が折れ曲がっている)で、ヘンな横揺れの動きで腰を振っている。
・・・え、じゃあ見る価値ないのかって? 28アーティスト中、一番印象的でクセになる音と映像よ。何十回繰り返して見たことか。
演奏前の番組スタッフの紹介が痺れる。
"What the fuck is this?! Talking Heads!"

Qu'est que c'est (=フランス語で That is that it is)  *Psycho Killer / Talking Heads (1977) の歌詞。
スタッフのコメントと合わせると、会話になる。"What the fuck is this?!"(一体何だこりゃ?!) "That is that it is."(それはそれ自体さ)



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