Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2003年04月02日(水)  Cocaine

「薬物依存」読了。精神医学の専門家の書いた、分類を中心としたいわば実用書。
ぎょっとしたのが「カフェイン依存」の項。
要約すると、一日250mg以上のカフェインを取ると、神経過敏興奮、睡眠障害、顔面紅潮、利尿、悪心、嘔吐が現れ、1g以上摂取すると、筋肉の不随意の収縮、不整脈、精神活動の高揚、多弁、耳鳴り、閃光が見えるなどの感覚障害が起こる。
そして、1杯のコーヒーに含まれるカフェインは100〜150mgだという。
・・・え?
私もそうだが、コーヒー好きは大抵コーヒーをかなり濃く入れる。一杯150mg以上は間違いないだろう。とすると、250mg取るにはたったの1杯半。7杯で1gを越えてしまう。
・・・私、一日平均5、6杯は飲む。多ければ7、8杯。最高なら10杯とか・・・。
カフェインには精神依存性があり、耐性は利尿作用と血管収縮作用に対してはあるものの、中枢神経興奮作用に対しては殆どないと言う。退薬症候もあるらしい。・・・げえ。

意外だったのは、カフェインがいわゆるアッパー系だということ。眠れなくなるということを考えれば当然なのだが、普通、人がコーヒーを飲むのは落ち着きたい時ではないか。
一方(薬物ではないが)飲んで騒ぐイメージのアルコールはダウナー系。まあどちらもよく考えれば納得するが、表面的な印象は逆かも。

アッパーの代表格、コカイン。
この特徴的な症状ときたら。まとめると、昆虫・細菌・図形のような模様の幻視、虫が体を這い回る身体的幻覚、被害妄想、追跡(追われている)妄想、皮膚や粘膜に冷感・温感・刺激感・掻痒感(針や爪でその部位を傷つけたりもする)など。しかもこれらの症状がある間、意識ははっきりしているというのだ。
何が楽しくてこんなのやるのよ?!!
だが私の見たところ、コカインにはひとつだけ優れた特徴がある。耐性が「ない」のだ。(免疫が出来て効かなくなることがない、ということ) こんなドラッグは他にはまずない。

Cocaine (コカイン)  *J. J. Cale の曲。(1975)



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