ユミコのメモ箱
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足利美術館へ行く。
長谷川沼田居展を観る。 何の予備知識も興味も持たず、足利に根ざした農村画家かと見始めたが・・・目からウロコ。 この人、何っ?誰っ?・・・という感じ。 最期まで自己と対話し続けたその絵の幅広さ、そして奥深さに、軽いショックを受けた。 晩年の書の作品、そしてそこに至る過程にも見える『かきつばた』シリーズ、そしてなによりも『自画像』『キリスト』シリーズには、開いた口が塞がらず、虜になってしまった。もう、「びっくり」の一言につきる。 テキスト満載の図録を購入。詳しく知りたい。
今日ここまで一緒に来た作家のTさんと、喫茶コーナーでいろいろお話する。最近ちょっと制作のことで考えていることを話すと、御自分の体験談を聞かせてくれる。結局もがきもしないないとねー、みたいな。そうですよねー、そういう時期もありますよねー、と一寸軽くなる。
この長谷川沼田居への『オマージュ』作品として出品している作家のひとり、Oさんにいろいろとお話を伺う。 Oさんの制作における、そのストイックで宇宙的なやり方に、またまたショックを受ける。物凄く納得!するけど、でもびっくり。 絵を描くって、なんなんだろう。そんな原点に戻りたくなるお話。
ああ、今日はなんて刺激的な1日。いい刺激だけど、びっくりの連発で気疲れした。
足利の夜は、まだまだ続く。
閉館後、近所のうなぎやさんで夕食。うな丼、焼き鳥、日本酒、などなど、美味しかった。若林奮や駒井哲郎、川俣正などの小品が壁にかかっている、変わったうなぎやさんだ。 ここでようやく今日1日持ち歩いた重たい作品ファイルを、学芸員のEさんと民俗学者のKさんに見ていただく。本(立体)の作品についてや、言葉遊びについて、お話する。ちょっと盛り上がって館林のギャラリーでまた会う約束を交わす。
ところで足利美術館には、来春『十葉扁舟』を出品した『ABOVE THE BOOK』展が巡回することになっている。
帰りの電車の中で、今日足利に誘ってくれたSさんと、12月に行うワークショップの打ち合わせをする。実はコレが本日の目的。行きの電車で行き詰まった話が、帰りはなんとかかんとかカタチになった。カタチが見えてくると、ちょっと安心。本日のメイン・イベント、30分で完了。
足利、古き良き街。市内観光はほぼ出来なかったので、是非また訪れたいな。
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