ユミコのメモ箱
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2005年03月13日(日) 玉三郎語録

一週間程前、深夜のNHKで、鼓童の新曲を板東玉三郎が演出するという企画を2年間追ったという番組の再放送をしていたのを偶然観た。途中から見はじめて、面白かったけれど翌朝仕事だったのでラスト1時間はビデオ録画して、それを今日観た。


佐渡を本拠地として稽古に励む和太鼓集団が、新曲『佐渡へ』を2年かけて作り上げてゆく。玉三郎が鼓童メンバーに話した、私にも響いた言葉。

1. 演奏の中で、偶然生まれたアレンジが、佐渡に風が吹く、吹雪になる、というイメージと重なる。そういうこと(風が吹く、吹雪になる)を(演奏者が意識して)表現しては困るけれど、お客さんが感じることができるのがいい。

2. 曲を磨くということは、何度もくり返しやって(演奏して)、ある時力を抜いて遊びながらやって、そこで何かを発見すること。

3. チケットを売る、(演奏という)仕事をする、商売をする、というものじゃないところから始まった(鼓童という)演奏グループが、東京やアメリカの真ん中で仕事をしなければならないグループになった。そういうみなさん(鼓童のメンバー)がお金の問題をどう受け止めるか。
都に出て仕事をすれば、お金は必ずついてくるもの。すると、(演奏や演奏者自身が)濁っていくか、磨かれるか、となる。いかに(お金によって自分を)磨く方向にもっていくか、と解釈するのがいい。生きていれば必ず直面する問題である。


やはりゲイジュツというものは、畑が違えど同じものなのだなあと思った。濁らず磨いてゆけば、だけれども。



・・・・ところで番組のラストは東京のホールでの『佐渡へ』の演奏がほぼノーカットで収録されていたのだが、(多分)演奏半ばで映像がプツン・・・・・・深夜(ほとんど明け方)に焦ってした録画設定がどうやら間違えていたらしく、演奏を最後まで観れなかったのだ!

ショック!!
メチャクチャ未消化状態。。。。


佐藤由美子 |HomePage