遠くにみえるあの花火に
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2007年06月13日(水) ポテトグラタンチーズ

六月です。
ここしばらくは、祖母のことばかり考えて過ごしていました。

もし、祖母が亡くなったら、
それがいつになるのかはわからないけれど、
亡くなったその時には、
この横顔を思い出すのかな、とか、そういうこと。




祖母のためにグラタンを作りました。
歯がない祖母のために、柔らかいものを作ろうと思って、それで。

「へえ、おいしいです。」と讃岐弁で言う祖母。
素直に嬉しい気持ちになる。









間もなく引越しです。
まだ何にも荷物を詰め込んでないけれど、
真夏の頃には新居に移ります。








「がらくた」江國香織さんの小説を読みました。
なんとも不条理な小説だなと思う。
それとも、人生は不条理だ、ということだろうか。

久しぶりに江國さんの文章をたっぷりとあじわって、
すっかり落ち着いた気持ちになる。
やはり、好きな小説家だと思う。


今は「神の子どもたちはみな踊る」を読んでいます。

思いがけず、泣きそうになったりします。
以前に読んだときはそんなことなかったのに。











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