▲まえ

2005年04月09日(土)

町田康と遭遇しサインとシェイクハンズを頂戴する会


本日は町田康さまにお会いします
・・・『告白』発刊で、それでサイン会ですドキドキです
なので、
汗だくで海苔経さんと梅田ジュンク堂へ
(汗だくはアタシだけ
確か我が妹もどっかで友人と参列してます

あ、隣に貼ってある坊さんみたいなんはオーケン
整理券あったけども当日大量にヒト来ててけっこう並んでて、自分の番に近付くにつれ
何とかちょっとでも早くお姿を拝みたいとか思ってしまうからソワソワして、
前方に並ぶ背の高いのんにジェラシーを抱きつつ、背伸びなんかして、
『 まだみえへん 』
『 みえへんね 』
『 こっから確認できるのはこの喫茶コーナーでバイト募集しとーってことだけやわ 』
『 背伸びの意味がない 』
とか言いつつジタバタしていると、人垣のスキマからチラリと見えまして

わーわー!

わーわーわーわー!

『 居りはるよ! 』
『 影武者やったらどうしようかね! 』
『 これはもう既に結構近いんやんか! 』
『 前のヒトむだに背え高いな! 』

そうこうしてるうちに、ちょっとしたメッセージ(読ませた海苔経さん曰く、アタシが町田康なら
こんなん言われたら泣くわ)を書いたちょっとしたアンケート用紙と、先ほど購入の『告白』本
を渡して、目の前でサインしてもらって、握手してもらえる順番が来ました

なんかこう、無重力みたいなんを感じさせるヒトですよ、不思議
なんつーか、オーラとか言うのなんだけどもたぶん何だかすごいオーラのヒトですよ

んで、
周囲のスタッフに一緒に写真撮りたい言うとジェスチュアで、
そ、それはむり、で、できない、みたいで諦めたのやけども、
アタシの次の海苔経さんが町田康氏に、
写真撮って良いですかー言うと
町:『 いいですよ 』(あっさりと
・・・そうなのか、直接オケとればよかったのか!

それもそうだ、

町田康さんたるおひとが

ヴィジュアルNGだなんて
わけがないやんかあ!

ところがその時電池が切れたらしく、
モタモタするのもなんだから、つーことで
『 やっぱいいです 』

町:『 え、いいんですか 』

わーわーわーわー・・・・・・なにそれー(涙!!
すがすがしく断わってしまったよ!あわわわ!!

そんなこんなでメシ喰いに

カウンターの中のひとに写真撮らせたりして
それはまるでおのぼりさんのようやった

アタシら関西人やのに(左:ユ / 右:海)


それから


その理由はまあ色々挙げられたんですが
このとき会ってみてなんとなく
服をあげたくなってしまったなあ、とか

そういう反省会をして帰りました


■告白■
告白

町田 康 著
中央公論新社
(2005.3)
これ、
何かがものっそい怒涛のように深く入り込んでくるから注意して読んだほうがいいと思う
アタシは読んでるうちに主人公にものっそい勢いで感情移入しまくっていたから
時々笑いつつもかなり苦悩した(っていう点は読み手のひととなりにも因るのかな;どうしよ;

それから河内音頭が心にずしんとくるようになった
つーか河内音頭のこのテーマのナンバーのもの自体に対してもだけど、
それだけじゃなくて自分の中にも発見みたいなものがあって、
いいものを発見したわけじゃないけど不快感はなくてむしろ癒された・・・のかなあ、とにかく

成仏の手がかりが与えられた気がした

こんなふうな小説はすごいありがたいと思った


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