偽映画日記

2007年08月08日(水) リトル・チルドレン

ごく普通の人たちが、ごく普通に、自分たちと同じように「もっと違う人生があるずなんだ」と思う映画?
大人なのに大人になりきれてない人間−というか、完璧な人間なんていたらおかしいし、どこか子供の部分を残しているからこそ人間って面白い。

主役の2人(ケイト・ウィンスレット@やっぱり最高だね!この人&パトリック・ウィルソン)ももちろん、脇の2人のエピソードが強烈だった。
トラウマを抱えた元警官ラリーと、幼い子供への性犯罪で刑務所帰りの男ロニー。
孤独なラリーが引き起こした出来事でロニーが決断した「ある事」がラストで…

暗い映画になりがちな展開ではあるものの、どこかあたたかくて不思議な感じ。約2時間半があっという間だった。

余談
劇中ウィンスレットが「美人じゃない」という表現があった。
ガガーン!

あれで「美人じゃない」!?
それじゃ自分たちって…自分たちって…!(号泣)


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wachi

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