Doritoの日記
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2004年10月01日(金) 桜の道

 四月には桜が散る。

 雨上がり、灰色のアスファルトの上、無数の花びら。


 「あの山の上に行こう。町全体が見渡せるから。」

 缶コーヒーの空缶が転がる坂道を越えたら小さな公園がある。

 高校のチャイムが聞こえる、それは茶色のサンダル。

 コンクリートの影の中を歩くんだ。

 この石段はどこまで続く?

 それでもブランコに乗って愛を語った。

 夕方、あの道の真ん中でキスをしたっけ。

 自転車はいつも君のだ。心配しなくてもいいよ、俺は歩くから。

 あとでシュークリームを食べよう。

 
 ありがとう。


 四月には桜が散る。それは無数の残酷さ。

 来年も桜は散るでしょう。


Dorito

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