2004年08月06日(金) すべりだい



もう8月に入り気分は夏休み。
そんなこんなで今週一週間も浮き足立って
仕事してるような遊びに行くコト考えてるような・・・。
そんな日々を送っていたらば・・・。もう金曜かよ。

嗚呼、時間が経つのは早い。勿体無い。
きっと気づけば秋なんだろうなぁ。
大切に過ごさなきゃ。

そういえば、今日は珍しく元彼から電話があった。
「新しい、機種にしようと思うけど何がいいの?」
なんて訊かれてもボク値段の相場もわかりゃしねぇ。みたいな。

そんな、販売系のコト訊かれてもビタイチ解らないのは
君もよく知ってるだろうに・・・。
久々に電話してきたと思ったら・・・。
まぁ、そんなコトだろうとは思っていたけれどもさ。
何だかグタリ。

最近、元彼と顔を合わす機会が何度かあったけれども
1年半の年月は短いようで人をこんなにも変えてしまうのか・・・
ってコトを痛感した。

雇われと言えど年中無休で新オープンの店舗を任せられて
365日ほぼ働き詰め。そしてアパートも社員3人との共同生活。
まぁ、文字通りに休まる場所がないらしい。

そんな生活を支えるために自分を追い込んだ結果
感情というか表情までもが消えてしまったようだ。
そんな彼を見るのは非常に辛い。

もうあの頃のように戻るコトもできないし、助けるコトもできない。
何もできない・・・
と、いうよりも支えてあげられなかった自分を悔やむ。
あの時、別れていなければ・・・
もう少しは彼も気楽に過ごせたのだろうか・・・?
どうなっていたんだろうか?
今更、戻りたいだなんて思ってしまう自分は何なのか・・・。
都合が良すぎる最低だ。
戻ったって同じコトの繰り返しだろうこともよくわかってる。
いっそ今のカタチがベストなのだろう。

等と、そんなコトを考えては毎日悔やんでいる。

それでも今の彼氏は大切だ。
過去を憂いで居ても仕方もない。
今ある状況で、大切にできるコトをやっていこうと思った。

何かしら、こういった気分の時は
いつも椎名の『すべりだい』が頭の中を廻る。

その時全て壊れ落ちた
激しい雨には慣れていたけど
お得意の嘘や詮索ごっこが
最後の遊びへと導いていた

このところ悔やんでばかり居る
口には決して出せないけど
今のあたしだったらあなたと
退ずに済む様な気がする

許されるなら本当はせめて
すぐにでも泣き喚きたいけど
こだわっていると思われない様に
右眼で滑り台を見送って
記憶が薄れるのを待っている

【すべりだい/椎名林檎】



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