日々これ好日
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2005年06月22日(水) 人間ドックへ

昨年度は抽選を外れた人間ドック。1年ぶりにT健康管理センターへ行ってきました。
ここの担当医さんはなかなか辛辣。私たちの職業もそうなのですが、お医者さんも患者(?)が健康を取り戻そうという気力をもつように話さなければならないと思うのです。でも、この方になってから行く度に「医師との面談はやめよう。落ち込むから。」と思うようになり事後の面談を希望せず、午前で帰ってく来るようになりました。それでも内科検診だけは、避けられません。
「一昨年に受診したときのことを覚えていますか?」皮肉な感じで言われてしまいました。
「ハイ。」(もちろん覚えていますとも。いや〜な感じという思いと共に。)
「生活を変えましたか?」
「いいえ。仕事が忙しくて連日帰宅が遅いもので。」
「ストレスは数字に表れないのです。」
「ハイ。」(そんなの当たり前ジャン。)
「ですので数字に表れたものでお話をするしかないのです。」
「ハイ。」(それでも医者ですか・・・肥満度が高いこと、血圧が高いこと、脂肪肝の恐れがあること、眼圧が高いこと・・・危険なことは重々知っていますが、避けたいのが人情ってもんでしょ。なぜか、こちらへ行くと血圧が高く出るのです。かかりつけの内科医さんのところでは、もっと低いし、昨年市のメディカルセンターにかかったときも、もっと低かったんだから!)
その後の会話はあえて忘れるようにしました。
他のお医者さんに伺いたい。医は仁術ですよね。患者さんが希望をもって病気を治そうと思うような誠意あるお医者さんこそ名医だと思います。こちらの方、数値から分かることのみおっしゃいます。それなら、医療診断ソフトでもできるんじゃないですか?だれか早く開発して下さい。データーから考えられることだけをおっしゃって医者として高いサラリーを得ているような人は、患者がつかなくなること請け合います。
しかし、我が身を振り返ると、私は本当に子どもたちが一生懸命学びたいと思うような授業を毎日行っているのかな。「先生なんかいらないよ。PCソフトの方が楽しく学べるしネットで探せばいろんなことが分かるよ。」なんて言われるところを想像してしまいました。


kajika

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