ぷるぷるぱいなっぷる
まきどん



 色々あったなあ。


仕事の縁があって、この島に住み始めてちょうど一年になりました。沢山の人たちとの出会いがあり、いろんな事を考えさせられました。自分の未熟さをイヤというほど感じた一年でした。島で暮らしていくこと、生きていくことの厳しさを感じる反面、人間の優しさがとても心に染みる日々でした。
さて、昨日と今日は島の豊年祭です。島では、小さな子供からオジー・オバーまでこの祭りに参加します。職場の先輩宅が、祭り会場の隣ということもあって昨夜遊びにいってきました。青年達が御輿を担ぎ、小中学生が太鼓や鐘を叩いて音頭をとります。近隣のおじさん・おばさんが焼き鳥やジュースの出店で頑張っています。大人たちが子供たちに教えながら片付けももちろんみんなでします。そんな光景を眺めていると、ふと自分の子供の頃を思い出して懐かしくなりました。地域の行事を大人も子供も一緒になって取り組む。今まで話をしたことのない大人から物を習い、はしゃぎすぎたら叱られて、自分より小さな子の面倒をみながら綿アメを頬張ってたあの頃。「地域に育てられてきたんだなぁ。。。」としみじみ思ったのでした。この土地の子供たちはとても元気です。地域に見守られてしっかり育っています。日本の明るい未来がここにあります!
私も島歴2年目に突入ですが、育ててもらっているんだなぁと感じる毎日なんです。


2004年08月01日(日)
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