あぷのピットガレージ
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2003年11月23日(日) 加治屋さん

前言撤回、今回はブリキやさんじゃなく加治屋さんです。
壁を張るって事なんですが、その前に壁の下地を張らないといけません。
皆さんの家の壁で、クロス貼りのところあるかと思います。
クロスを貼ってる下地、プラスターボードってんですが、あれをまず張るわけです。

かなり古いガレージなので、トタンの波板って言う波型の鉄板を外から張ってあります。
かなり適当に張ってあるので、プラスターボードをそのまま張る訳には行きません。
鉄骨を追加してボードの下地を作り、それにボードを張り、ボードに壁を張る、と言う非常にめんどくさい事になりました。
ま、基地ですからカッコ良くないといけないので、手間を惜しまずお金を惜しんで作業です。

ボードの下地なので隠れてしまうんですが、最終的に壁材はビス留めするんです。
この鉄骨に向かってビス留めです。
水平にビシっとビスを打ちたいですよね、同じ打つなら。

ここで問題発生。
いくら上手に塗れたと言っても、あくまでも床は床、きっと狂ってるはず。
なんとか水平を測って柱に印を入れないとダメなわけです。
水平を出す機械もあるのですが、そんなもん持ってません。
借りに行くのもなかなか面倒ですし、なにより真ん中に集めてある荷物が邪魔で機械ではだめです。

必死で考えたところ、アイデアが浮かびました。
うつつーと眠りかけた時に浮かんだので非常に不安なのですが、試してみる価値はありそう。

用意する物
1:透明の細いチューブ(今回は10m×@40円=400円)
2:水を少々(コップに1杯もあれば充分でした)
3:友達1名(今日は彼女に手伝ってもらいました)

まずチューブに水を入れます。
入れ方は水の入った容器を少し高めに置き、チューブの片方を水に入れます。
もう片方を口で吸うとアラ不思議、ツツツーと入ってきます。
どんどん入れまして、溢れる手前で指でフタをして止めます。
チューブの端まであと30センチくらいでいいかなと思います。

基準の線に合わせる。
予め1ヶ所、適当な高さに線を書いておきます。
今回は入り口の柱の、床から1mのところに線を鉛筆で書いておきました。
ここに友達を座らせ、チューブの片方を持ってもらいます。
そして隣の柱にもう片方のチューブを持って行き、友達の水面が書いてある1mの高さに合うようにこちらのチューブを上下させます。
水面が線に合ったところで、こちらの水面の高さに鉛筆で印を書く、というわけです。

お互いの気圧は同じなので、これで水平が出るはず。
ほんとに出たかは定かではないですが、見た感じはバッチリでしょう。
ついでに各柱の床までの高さを測ってみたのですが、なんと床の精度は±1mmでした。
床が素晴らしいのか水平の出し方がおかしいのか分かりません。
とにかくこれで水平が出ました、って事にしときます。

あとは鉄骨を切って、柱に溶接でくっつけて行きます。
今日は鉄を切るカッターの刃がなくなっちゃって、途中で終了になってしまいました。
近くのホームセンターに行けばよかったのですが、なにしろホコリだらけで人前に出られる風体ではありません。
ので本日はここまで。
明日も加治屋さんは続き、そのままペンキ屋さんになる予定です。


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