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僕として僕は行く
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やっとやっと見れた ダンサーインザダークからもう長いこと ラース監督の映画を苦手に思う人は多いみたいだけど (奇跡の海にも通じる後味の悪さ) 私は本当に惹きつけられます 事態はシンプルでいて複雑 白線で描かれた抽象的で剥き出しで 筒抜けの舞台 存在しないドアと犬 極限が余計に村の人に感情移入してしまうきっかけに なるのかな それは排他的な村であって だんだんと残酷で理不尽で愚かになる 別にラストが爽快だなんて思わないし 誰が結局悪なのかわからない 何が正義?何が悪?本当は誰もが 見ている側もきっとドッグヴィルの住人なのか と嫌になる
だけど神の子としてのグレース、という視点で 見るならば自分の理想は有り得なかったという 理由での裁きを下した彼女は アメリカ的なんだろうか? 結局弱い光の中での村人の弱い心を感じてしまって 赦すのを放棄したグレース
監督は絶対確信犯 話だけはほんとうに単純に過ぎていくし あのドラマで流れるような淡々としたナレーション でもそれで少しは中和されてる だってこれが普通のセットで行われたら きっと最悪と思っただろうな そんな思いをガーンと破壊するラストのデビットボウイの 鮮やかさったらないねー凄い
いくらこれが人間のエゴで終わった単なるおとぎ話だとしても わたしは忘れない映画になった お勧めはしないです
ジャンマルクバールがあんまりわからんかった・・・
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