手帖...ハタノアツコ

 

 

武満徹を聴いては、 - 2006年05月15日(月)

悶々とする日々。今月初めに、東京初台で開催中の武満徹展(正式名称は違います。)へ出かけてからずっと続いているこの感覚。

独学で管弦楽を学んだ武満。

数々の日本の名画の音楽を担当してきた武満。

聴覚と視覚が相互に働き合って作曲するという武満。



伊福部昭著の管弦楽法の本が再現された彼の作業机の上に乗っていた。同じものを持てばわたしにも、私の中にある、絵のように湧いてくる、分散している音のイメージをスコアにそのまま落とせるのではないか、という妄想のような思いが取り憑いてはなれない。

イメージを現実の音ぷに変換していく作業を仕事にしたい。ただその作業はとてもとても、簡単ではないのだろうな。



近況。
肩は軽く痛みますが、だいぶんと安定してきました。今月から本格的に演奏活動を休止します。インナーマッスル(文字にするとプロレスの技名みたい。)を鍛えろと言われ、水の入ったペットボトルをF1観ながらゆっくり上下させています。シューマッハがやはりやはり大好きです。今日は残念ながら二位でしたが。さすがにF1観てても曲は浮かびません。

そんな月のきれいな深夜です。




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