手帖...ハタノアツコ

 

 

移動記、7月。 - 2005年08月03日(水)

移動と演奏、そして夏祭り。7月はあ! っという間に過ぎて行った。トウヤマ楽団のツアーが何ヶ月も前の様。

特に印象深かった7/26。東京へ新幹線に乗り、ひとり上京。不安だらけのライブ参加、neumaというバンド。写真の2人は菅沼氏と湯川氏、neumaのメンバー。この日、ヴォーカルの柴さんがお休み、わたしは弦で急遽飛び入り参加、アコダブやエゴラッピンのドラマー菅沼氏が、ギターヴォーカルでのライブとなった。

私にとってはとても遠い庭、予想が全くつかない。いったいどんな空気なのか、どんな人が観に来るのか、わたしの音が果たして混じるのか。。。

朝8時代の電車に乗り、午後3時吉祥寺ではじめてのリハ、その後すぐ会場入り。外は台風接近、心がふわふわと、落ち着かない。本番直前までこんなに緊張したことがあっただろうか?と思うほど体と心が硬直していた。

neumaを知る人々にとってはとてもとても大切な日、そんな日によそものの私がどうして紛れ込んでしまったのか。。。本番の9時。

全5曲のライブ。

様々なひとの音楽のお手伝いをしてきた、ライブもたくさんして来た、だけどこんなに不思議な感覚のライブは本当にはじめて。<溶ける>、空気が、音が、会場が、ひとが、溶ける。とろける、じゃない。

わたしは、この日おそらく会場の中でライブ直前までもっとも遠いところにいた人間。それが、わたしも溶けた。

知らなかったことを感じた日。

翌日はneumaのメンバーでもあるベーシストのモリヤ邸に宿泊、メンバー4人で昼過ぎまで家の中でまどろんだ、これは庄司さんの言葉だけど、本当にまどろんだ。その足で下井草のムジカ邸へ。再びまどろむ。

菅沼くん、また、歌って下さい、ききたい。neumaのみなさん、一緒に演奏できたこと、感謝します。柴さん、ありがとう。

そんな7月26、27日。


そして、トウヤマトリオ、オグルスノリヒデ・バンドの大阪ライブ。
久々のトリオ、緊張感。楽団は楽しい、トリオは、、、病みつきになる。やめられない奥深さ、精進せねばと思わせてくれる。

オグルスバンド、おもしろい、なんといってもオグルス君、おもしろい、すごい、尊敬する。ライブへの姿勢、影響うけます。このバンドのライブは始まったばかり。関西あと2本、東京、岡山、回ります。


8/10京都アンデパンダン(トウヤマトリオも出演します)
9/9中之島グラフ(acoustic dub messengersが出演します)




トウヤマタケオ楽団ツアー出発0708
名古屋、東京を経て鎌倉へ。0710
江の電、湘南の海。
未来派サービスエリア三重県0710
        
天神祭玉神輿、仲間たちが参加。0725
東京、neumaのライブへ。0726
鷺宮から下井草へ一人旅。0727
大阪デタイユにてライブ。0730
金沢、商店街の祭でライブ。0731
ベニヤが1時間で作品に。



そして、金沢へ。峠祐樹という敬愛するダンサーが呼んでくれた商店街のお祭り。他に画家の足田メロウ、松本けい子、馬頭琴の辻崇の計5人で1時間のライブをしてきた。気持よかった!ヴァイオリンと馬頭琴が蝉の声と混じって、倍音を寺の門に撒き散らせていた。出来上がった5枚の板に描かれた絵
も素敵だった。

ダンサーの峠くんとは、9/3に富山のANDカフェで共演します。


こんな、1ヶ月、そして8月へ。
今週末にP-shirtsというバンドのストリングス・アレンジで録音に参加する。そして再びツアーで東京、九州へ。新しい映画音楽も仕上げなくては。

この夏、たくさんの演奏、録音の機会に呼んで下さった人々に感謝します。その機会がなければ私はくさってしまう。

夏はアシが早い。くさる前に動きだそう。


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