限定鼓動

2007年06月01日(金) no titled

心配事に眼を伏せる。
考えるのは好きだが、考え込むのは得意じゃない。
そもそもそれが悪い癖。

血液の数値が上昇。
殆どが、1桁2桁の有り得ない数値をしてた1年前。
貧血がいっそ、急性でなく悪性だったらよかったのに。
貧血で死ねるならよかったのに。
そんなことばっか考えてる。
そこに、
誰かがその病状で苦しんでる
死にたくない人が死んでいる
なんて現実が
入り込む余地なんてない。
あたしは見知らぬ誰かを思い遣ったりは出来ないらしい。

CVAのレポートを書く。
くも膜下出血も当然出てくる。
晴海の命を奪った病気。
母親を呆気なく連れ去った疾患。
知識ばかりが有り余る。
文字の羅列なら幾らでも。
助からなかった現実しか知らないあたしに、生存率何%だなんて笑えるね。
あたしは何も出来ないのに。
こんなに知識を詰め込んでも、あたしは何も出来なかったのに。
実質的な命を救うのは医者だけで
あたしは助かった命と、授かった命の維持だけにやっと手が届く。
そういうとき思う。
命と向き合う現場なんて、目指さなければよかったって。


あたしまた何考えてんだろ。


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陽 [MAIL]