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ムシトリ日記
加藤夏来
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2006年04月11日(火)
ご飯を炊く・実験

ふと見つけたページです。


気になったので実行してみました。道具は台所の片隅に転がってた一人用土鍋です。ちょうど二合になりました。
電子ジャー以外の方法で米を炊くのは、小学校のときの飯盒炊爨を除けば生まれて初めてです。米の量対水の量は不安なのでジャーの中釜に頼りましたが、ほかはこのページ以外、一切情報はありません。一人暮らし・週日・料理ブランクありです。(最近外食ばっか)

その状態での食べ終わっての結論。

電子ジャーとどっちが便利か分かりません。

というのも、もったいない話ですが、普段たまにご飯を(同じく二合)炊いては残し、残った分は半分乾いてしまって食べる気がなくなり、結局翌日捨て……というのを繰り返していたのです。このパターンがとりあえずキャンセルされました。自分の手で炊いていると、残す気がしなくなるんですね。ひどい時は炊いたっきり炊いたことを忘れて丸ごと捨てる、なんてことをしてました。そんなことできるはずありません。

その次。炊き始めてから本当に十五分しかかかりませんでした。

これは本当にびっくりしました。浸潤30分はありますが、それは電子ジャーでも同じです。沸騰させて水が無くなるのを待つまで五分。弱火で五分。蒸らしで五分。びた一分も余分はいりません。そんな時間、洗い物でもしていればあっという間です。うちの場合コンロが一個しかないので占領されているのは痛いですが、十五分をガタガタ言えるほど緻密な時間管理ではありません……。これ、忙しい人はかなりありがたいんじゃないでしょうか?

最後。公平な表現を探そうとしたけど、もう仕方ないな……美味いです。これは確かに、ご飯が美味しい。このまま明日まで置いて冷ご飯になったらどうだか分からないけど、歯ざわりというか食感というか、がぜんぜん違います。ジャーに保温した二日目のご飯と比べたら、だれも同じ米だとは思わないんじゃないでしょうか。

……。
そもそもどうして電子ジャーだけにしようってことになったんだろう。

別に約束したわけじゃありませんが、『生まれてから一回も火で飯を炊いたことがない』というのは別にレアな状態じゃありませんよね。これは単に選択の問題だと思うんですが、なぜにここまで常識として電子ジャー……?

真剣にいぶかりつつ、今日も普通に土鍋で炊きます。どうしよう、うちの十年ものの電子ジャー……。