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ムシトリ日記
加藤夏来
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2005年05月09日(月)
虫と鳥と骨

本日のお題はサイト名です。何でそういや虫と鳥と骨なんだか、まじめに考えたことがなかったので、ちと模索してみました。

いつものことですがタイトルはフィーリングです。合うタイトルが思いつかないと作品そのものを書く気が失せたり、いいタイトルを使いたいがために合う内容を探して資料の海をさまよったりします。
すでに内容が決まっている小説のタイトルとかは比較的ロジックに探せますが、単に自分の作品であるという以外は共通点のない場所を示す言葉。むつかしいです。

子供の落書きみたいな雰囲気のサイトにしたいと思いました。無邪気で、残酷で、脈絡がなくて、小さくて、規制のないイメージです。そう思ってふと思いついた漢字を三つぽんぽんぽんと並べてみたら、気に入ったのでその場で「いずれ開かれるであろう自分のサイトの名前」と決めました。
前のサイトを嫌なトラブルで閉じてしまったので、このタイトルを思いつかなかったら再開する気になったかどうか怪しいです。

構成している三つの要素は、どれも生きている人間のイメージからはほど遠く、しかし人間の生活に近しいものです。大地のもの、空のもの、その狭間のものです。論理で構成される世界にはどうにもなじまない、しかし存在しないわけではないものです。あと日本語です。英字タイトル、ブックマークのフォルダの中でごちゃごちゃして分かりづらいです……。

バナーの背景には、わざときれいな絵を選びました。マリーゴールドの葉陰には虫が潜んでいて、その上には鳥の影が落ち、苗床にはひっそりとしゃれこうべが眠っていると思ってください。美しいものと醜いものと、凶暴なものとやさしいもの、どれもが脈絡なく自分の庭にあってくれるといいと思っています。余計な価値観の柵で、生きているものとそうでないものをジグザグに囲い込むような真似は本意ではありません。

ところで管理人は昆虫です。ゴで始まる黒いアレだと思っていただければ。


拍手レス

ミラコさん>
わはははは。まさかマジでやるアホがいるとは思わなかったでしょう。びっくりしていただけたようで嬉しいです。本当はキャバレーのネオンみたく、字が一文字ずつぺかぺかするやつにしたかったんですが、ホームページビルダーのパターンにそんなの無かったので止しました。凝ってるように見えても十分くらいしかかかってません。
兄の呼び方は兄貴・兄上・兄様・兄さま・にいさま・兄さん・にいさん・お兄ちゃん・おにいちゃんと一通り検討して、一番辛抱たまらん呼び方ということで「にいさま」に決定しました。地味ーーーーにこだわった部分に目を留めていただけて大変嬉しいです。