* Droppingwell *

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2004年06月28日(月) 文章に関する最初の記憶

小学校2年生のときに書いた遠足の作文が、そのまま学級新聞になったことがあった。原稿用紙数枚分のものを担任の先生がB4の紙1枚に清書して、わら半紙に印刷されて各家庭に配られた。よく書けていると、先生が感心してくれたものだが、嬉しいとか恥ずかしいとかいうよりもなんだか不思議な感じだった。上手く書こうという意識はこれっぽちもなかっただろうし、鉛筆のおもむくままにサラサラと書き上げてしまったものだろう。しかも内容が、遠足でありながら遠足そのものにはほとんど触れておらず、朝起きて、準備をして、家を出るまでのことを描写したようなものだった。あるいはそこらへんにポイントがあったのかもしれないけれど。
まあこれはひとつのエピソードということ。
その後も学校で作文を書いて(書かされて)褒められることはたまにあったけれど、あまりピンとこなかった。
でも、喋ることに比べたら書くことの方がはるかに得意であることははっきりしている(というか、私より話し下手の人なんていない)。上手く書こうとするよりは、素直に綴っていければいいかなと思っている。


かほ |MAIL