flimsy−eXcuse
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2004年12月25日(土) 青鬼と紫の月

かが「青鬼は嫌い・・・」と言った。
するとまた誰かが「私も青鬼は嫌い・・・」と言った。



僕は「何故?」と聞いてみた。
「だって青鬼は嘘つきだから・・・。」



「どんな嘘を吐いたの?」
「・・・僕の見るは碧いって。。」




僕たち赤鬼は月は紅いモノだと教え込まれてきた。
でも僕はそうじゃない事を前から知っていた。
僕は何だか可笑しくてケラケラ笑った。


何故だか僕は『青鬼』を知りたくなった。
というか仲良くなりたかった。


青鬼は赤鬼と価値観が少しだけズレている。
月を一緒に見ても青鬼の表現は神秘的で面白かった。



いつかの帰り道―。
『月は見る人によってが変わるんだよ。』青鬼は言った。
確かにその日の月は僕には碧く澄んでいるように見えた。







気付いたら青鬼に惹かれている自分が居た。
『僕の見る月はいつも碧くて歪んでいるんだ・・・。』青鬼は言った。


僕は青鬼を抱きしめたくなった。
同じ月を見てもこうも見え方が違うのかと切なくなった。



―いつか僕の紅で君の碧い月を紫に変えるよ―



僕は誓った。
もし今日が特別な日と言うのなら月をに染めて下さい。


紅くしてなんて贅沢は言わない。
せめて青鬼が紫に見えるように少しだけ紅を注して下さい。


ハイジ |MAIL

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