| 2005年03月15日(火) |
書いては消し書いては消し |
思うに、真田は、サッカーが無かったら藤代のことを見向きをしなかったんじゃなかろうか。
一縷の望みと言いますか、当たり前なのかもしれない事実に辿り着き、これでもう無駄にパソ画面に向かうが故の眼精疲労が蓄積するのを抑えられるような気がします。 つまりはノーサッカー・ノー藤真だったわけで、サッカー無しの関係で草稿を練って上手くいくわけが無かったのです。少なくとも私の脳内の藤真は。 さてそしたら、どうすればこいつらは上手く学ランで接触してくれるのかと考えてみて、覚醒しきってない頭は、なんだか恐ろしい妄想に発展しました。
とある強豪サッカー公立高校を志望していた真田くんでしたが、受験当日風邪を出して寝込んでしまいあえなく不合格というか不戦敗。併願していた私立高校に行くことになったのですが、なんとそこにはサッカー部どころかサッカーゴールすら無く。実はその学校は野球部がとても強く、それ以外の運動部は飾りとしか思われていないようなところだったのです。思い立ったら一直線の真田くんは、強豪公立高校を目指すばかりに、私立校の情報収集をおろそかにしていたのです。はっきり言ってアホですが、中学時代の友人(約二名)に励まされ、やけにポジティブシンキングになってサッカー部が無いなら作ればいいじゃないか!と思い立ちます、しかしどうしていいか解らない、そんな途方に暮れている真田君がいつものように教室で一人でお弁当を食べていると後方で男子がふざけあう喧騒、あまりにも五月蝿いので切れて椅子を立って振り向いた真田君の目に映ったのは、名実ともにクラスの中心である藤代君がなんとも器用にサッカーボールを扱う姿だったのです。流れるようなリフティング、狭い場所での絶妙なパスワーク、コントロールに思わず息を呑んだ真田君は駆け寄って、入学して一ヶ月も経つというのに未だ言葉を交わしたことのなかった藤代君(というか彼はクラスの三分の二とはまだ眼も合わせたことがありません)に駆け寄って、上擦る声で呼びかけます。 「藤、代」 ぴたりと止まる教室の空気、おい真田が授業中以外に喋ったの初めて聞いたぜてかあいつが人の名前読んでるの聞いたことねぇよ、一拍置いてざわざわする中ですが真田君は藤代君(の、脚)以外見えてないのでお構いなしです。 「俺と一緒にやろう!」
そこで二人の物語が幕を開けるわけですが、とりあえず「やろう」の意味を勘違いしたクラスの男子たちに翌日からホモのレッテルを貼られたのは言うまでもないことなんです。
・・・・・・なんていうアホは私だと世間様に知らしめてしまうようなとんでもない妄想がムラムラと進んでいきました。 え、いやこんなんじゃ小説出せませんよ無理ですよ。 この後の二人の後日談なんかもあるわけですがそれはもういいですよねこれ以上恥を晒したらいかん・・・!
ここまで読んでくださった奇特な方、ありがとうございました。 ちなみに私、真田くんはちゃんと友達もいるし虐められてもないと思いますよ。本当ですよ。
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