徒然なるままに、雑食。 





2004年10月29日(金) nobody knows

天気が良かったのでぷらぷら出掛け、「誰も知らない」を観て来ました。


渋谷のちっちゃい映画館だったんですが綺麗で、そっちのほうにまず感動したっていう極貧庶民です。
お客さんの入りも三割弱って感じで快適無敵。
映画は、なんていうか・・・・ネタバレにもならない程度なんですけど、胃にずっしりくる感じでした。
ああいうの好きかもしれない。オチが無いようなもの。
主人公の子が最後の方で、「冷たくて・・・気持ち悪かった」って言ったところで、凄いな、と。
正直さっていうか、ちゃんとものを見詰められてる視線っていうか、目を逸らし逸らし生きてる人間からするととても痛かったです。
斜め前の席ぐらいに赤ちゃんを連れて映画にくるというちょっと無謀なお母さんがいらしてて、案の定映画中もぐずってたりしたんですけど、映画終わったら、なんかその子すら微笑ましく見えてきたっつーか抱きしめてやりたくなりました。
そんな、胃にくるいい映画でした。
ちなみに私の一番好きなシーンは柳楽くんが脱いでるとこでした(感動台無し)。
少年の体でした。ご馳走様。

観て良かったなぁでも柳楽くんポスター(脱いでるやつ)欲しかったのに買う勇気が出なくてもどかしかったなぁと思いながらぷらぷら歩いて、なんだか買い物する気になれなかったのでブックファーストだけ行って漫画買って帰ろうとしたら入る途中で引き止められました。
ケータイ持った、背広のおじさん。

「あの、まりさん、ですか?」

いや違いますから。
おじさんはどう見てもエンコー相手と待ち合わせな感じがプンプンしてました。
思いっきり白い目で「は?」という顔をしたらすごすご離れていったんですが、あそこでハイと答えてたらどうなってたのかな・・・と今更になって思います。
駅の近くに着いたら着いたでネイルサロンでーすと言いながら何買わせようってんだっつーお兄さんからキャッチに合ってめんどくさいなぁ、と振り向いたんですが、こっちはとても甘めの美形で私のストライクゾーンど真ん中
だったんで丁重に笑顔でお断りしました。(差が・・・)

柳楽くんの体に感動したまま帰りたかったのでちょっと残念。
綺麗な体でしたよ(ヘンタイさん丸出しな締め)



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