徒然なるままに、雑食。 





2004年10月06日(水) 耳を閉ざさなくても聞こえないように

踏み拉かれた芝生の青臭い匂いが鼻を突いた。
うざい、うざいよ、新しくなんかなくって使い古された試合の後の芝生なんて、全然、ドキドキするような匂いなんかじゃなくって。
それでも顔は上げられなかった。
暗い。
どんなに地に顔を近づけようと蹲ろうと、それでもテーハミングの大合唱がざわざわ、頭の中で、反響する。
走って、繋いで、追いついた。
離されても喰らい付いた、

のに。

背中を叩かれた。誰、何、そんなんどうでもいい。
熱い、感じた掌がとても熱かった。
顔が熱い目が熱いああ俺泣いてんのか。
やばい、余計顔上げらんない。
こんな不恰好なの見せられるか、
そうやって、ピッチに蹲るもっとカッコワルイ自分と立ち上がれない弱さに言い訳をして。

(もっと)

何を求めてるのかは解らない、強さなんて漠然としたものじゃ無い、もっと確かにこの手につかめて、

(そう例えばもうこのテーハミングを聞かなくても済むような)

そんなのが欲しいと切望した。


腕を掴まれて立たされて、見えた視界は赤一色で埋まってて、

ぐ、と拳を握り締めた。







・・・・負けちゃったよU20・・・・うわぁぁぁん!!
そんな感じのテンションで書いたらこれ誰のコト言ってんだよってものになったから誰でもいいです(何それ)
最後に映った増嶋くんが切なくって・・・漢字間違ってたらごめんなさい・・・土曜日も頑張って欲しいな。後半ロスタイムと延長後半のロスタイム本気で凄いと思いました。凄いよ君ら、ほんと。



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