| 2004年07月29日(木) |
vol.180 友人の訃報 |
今日は30年来の友人を見送ってきました
私より少しお姉さんの彼女は単身赴任で留守がちなご主人の分まで頑張って 3人の男の子を育て、PTA活動に、教会での働きに、積極的でした
5年前に体調を崩して自分で車を運転して市民病院へ そのまま入院、手術となりました その後5年間、入退院と手術を繰り返し 一昨日ご家族とごく親しい方々に看取られて生涯を終えました
亡くなる前日まで在宅看護を受けながら家族と過ごし、 以前から申し込んでいたホスピスに入院 翌日の午後静かに召されたそうです
病気と闘いながらも体調の良いときは礼拝や婦人会に出席 いつも笑顔でした 昨年の夏も一緒に六甲山オリエンタルホテルでの親睦会に参加 私の計画したビンゴゲームにとても楽しそうに喜んでくれました
今年に入ってからは体調がすぐれず、床に伏せる日が続いていました それでもなんとか元気になって欲しいと言うみんなの願いに答えるように、 頑張ってくれていました
葬儀は会堂いっぱいの蘭やカサブランカの花に囲まれてしめやかに執り行われました ろう者の参列者がいらしていたので司式の手話通訳をしながら彼女とお別れをしました 最後に花で飾ってあげたときに見た彼女は ふっくらしていた頬が削ぎ落とされ小さくなっていました でも丁寧に化粧が施され綺麗なお顔でした
斎場で荼毘に付されようとする彼女の棺に向かって 大学生の三男坊が軽く手を振って別れを告げていたのが印象的でした
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