僕と君と世界の距離を

2010年06月22日(火) 日々のこと

徒然。6月は良い作品への出会いに恵まれた月だった。


●漫画

・「野ばら」雲田はるこ

雲田さん二作目コミックス。
表紙、裏表紙が鬼かわいいです。水玉の傘っ…!

表題作「野ばら」の武さんのカッコよさたるや。
働く男ばんざい。カッコよすぎる…。
洋食屋つうのもいい。何気にばあちゃんも男前。

おかまのミミくんで号泣。
おかまの人のにじみ出る哀しみと明るさが
泣ける。


・「僕の天井は君の床(2)」鴨居まさね

待ってましたの第二巻。鴨居さんの漫画は
人々が、善良すぎず、どこか意地が悪く、
そこそこに俗っぽく、でも憎めないかわいさ。
そしてコンビニの店員はこんなにも客を
見ているのかと思うと…。

私のあだ名は氷結ゼロだな、きっと。


・「矢継ぎ早のリリー」D・キッサン

表紙買い。あと、タイトルが素敵。
矢継ぎ早、って響きの良さが。

こういう場合、当たり外れがでかいのですが
当たりでした。サクサク読めて面白かった。

もっと読んでると思うけど
覚えているのだけとりあえず。

●舞台

・SHIBAHAMA(快快)

落語の芝濱をパフォーマンスに。
快快の素晴らしいところは
作るものが愛に溢れているところ。
基本ラブ&ピースなのです。

時に愚かで俗っぽい、
ちょっとした嘘ついて、
ちょっと道踏み外しちゃって、
テヘヘ!って笑って済ませてみたりして。

そんなちっさい悪さばかりして、
なにも構築できなくて、
それでも生きてるぜベイベーって
訳もなくガッツポーズしてみたり。

そして、恐ろしいのがそれを全て
本気で作りこんでしまうところ。
本気で愚かな、俗な、人間を愛してる。

ゆるーい振りして、ゆるーい口調で、
彼らの作るものは全部120%本気です。



・愛死に(羽衣)

これまたすごい振り幅で。
振りきれてんな、糸井ユキノスケ。
たぶん天才です。

あの世界に対するめちゃくちゃぶり。
描くことに対して赤裸々で、
こんなにも取り繕わない人を
私はあんまり知らない。

また深井順子がむちゃくちゃいいのだ。

深井プロデュースで「キャバレー」
やったらいいと思うんだよね。

たぶん松尾スズキのより面白くなるかも。


●DVD

・LOTR〜旅の仲間たち〜
・LOTR〜二つの塔〜
・劇場版エスカフローネ

いやー、また観てますLOTR。
何度見ても名作。色あせない。

旅の仲間たちで
ボロミアに号泣してしまう…。
人間ってほんと愚かでかわいい存在。
エルフから見たら馬鹿じゃん!って
思うんだろうな。

でも、だからこそ一番希望が似合う。

ほいで、何度見ても
レゴアスは良い性格してんな…。


●小説

・「黒い聖夜」柴田よしき
・「RIKO−女神の永遠」柴田よしき
・「聖母の深き淵」柴田よしき
・「月神の浅き夢」柴田よしき

タイトルが全く覚えられません!(黒い聖夜以外)
柴田よしき、分厚いくせに読みやすく
非常に困りものです。寝不足です。
経済やくざの山内練にメロメロです。
「黒い聖夜」から読んでしまったので
私の中で今年ナンバーワン不憫の座確定。



●ゲーム

ときメモGS2、始めました☆


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