僕と君と世界の距離を

2010年06月09日(水) 本棚がお風呂場の前にある

なぜかそんな配置、我が家。

玄関入ってすぐに廊下があり、
トイレ、お風呂場。

その目の前に本棚。

しけったらやだなーと思いつつ
配置的には気に入っている。

トイレに行って、そのついでに
ふらっと立ち読みとかしちゃいます。
(自分家のくせに)

そして昨日は中村明日美子さんの
「卒業生〜春〜」を立ち読み、
涙がぽろっと出てきた。

十代の子たちのキラキラを、
愚かなりに必死な様を、
妙な頑なさを、
柔らかで青い心身のいとけさを、
ぎこちない触れ方を、

そのすべてがいとおしい。

年をとることに、私は非常に前向きな
人間だと自負しているのですが、
失ったこの青さをうらやましいとも
思ったりするのです。

二度と戻らぬからこそ。


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