【感想】05/05/27 キャッツ(マチネ)2幕
◆幸福の姿
Rギャラリーで凄い悲鳴が上がって誰が居たっけ?と思ったらコリコパットでした。え、一体どんな出方をしたんだろう。LはLでざわめいておりましたが(芝タガー)。
種井長老は力強い良い声でした。
細かい事なんですが福井マンカスはデフォルトの座りポーズが立膝なんですねえ(いちについて、の格好。趙さんはぺたっと座って片膝立ててるんですが)。
山本シラバブの歌は全体的にビブラートがかかっていて、声が震えてるように聞こえてしまいました。
マンゴジェリーとボンバルリーナが最後に尻尾のところで手を組んで歩いていって別れるとき、お互いの尻尾がぽーんと弧を描いて落ちるのが好きなのです。尻尾を計算に入れてあるんだろうなあというのが凄いなあ。
その後タガーとボンバルリーナは2匹でくるくる回ってから背中合わせで一緒にポーズ取ってました。なにやら不思議な路線に。
◆ガス
いやキムガスが見たいのに、両側の階段状が常に動いてるので気になってなりません(笑)。下手ではランパスは丹念毛づくろい(足までやってたかは未確認)をしてから横になってうとうと、上手ではカッサンドラとタンブルがすっといちゃいちゃ(他の表現思い付かない)、タンブルはカッサを撫でながら眠りに落ちかけておりました。体は後ろに倒れてるのに手だけ動いてる…。
そんな両端が気になりつつも、キムガスは表情豊かですごく良かったー。子供達にも大もてさ!と自分で言って自分で照れたり、ジェリーロラムの歌に俯いて笑ってたり、かと思えばスター気取りはゆるせない!と怒りにぶるぶる震えていたり(血圧上がるよー)。めんどくさいけど憎めない老人、というかんじ。よぼよぼ立ち上がって「みせようか〜」と言われると、この世の名残が洒落にならないので無理しないでー!と言いたくなります(笑)。爺さん舞踏会で体力使い果たしたんだろうか…(というかこのガスは躍らせちゃダメだとおもう)。
◆グロールタイガー
一転してありえないくらい威勢のいいグロールタイガーです。はっはははは!と笑いながら登場。
船上は真ん中の2匹がまったく役に立っておりませんでした。わーっと無駄に右往左往したあげくに衝突して撃沈。今日のクリューは全員が小悪党っぽい雰囲気で揃ってて(声も低い)面白かったなあ。グリドル登場にはやはり武藤マンゴクリューが手のつけられないほどめろめろになっておりました。うしろでマンカスが手を振ってるのを見てスキンブルが何してんだよ、と突っ込み、でも俺もー!と一緒に手を振ってました。
しかし今日は誰よりもタイガーがかわいそうなくらいグリドルに参ってます。クリューを追い出して、両手を広げてさあグリドルちゃーん!と元の場所を振り向くと既におらず(※後ろです)はっ居ない!?ときょろきょろしてるのが可笑しいやら情けないやらで。しかし戦闘になると途端に格好良いですね…! サイアミーズは笑いながら軽々と薙ぎ払うんですが、隊長相手だと顔つきが変わりますね。萩原ギルバートとの舞うような殺陣はすごい! 格好よかったー! 蹴りが当たるとちゃんと「うっ」って仰け反るんですよね。見せる系のアクション好きなので燃えました。
そういえば萩原隊長は、掛け声(谷本ギルがあちょーって言うところ)が「よいしょ!」って聞こえたんですが何て言ってるんだろう(笑)。とどめは剣じゃなくてキックなんですね。足長いなー。
追い詰められたタイガーは痛そうな呻き声が良いと思いました。だんだん弱っていくのがわかる。最期は一瞬笑って(多分)高笑いと絶叫を残して飛び降りるのです。声がちゃんとフェードアウトしてる…。なんだかすごくドラマのあるグロールタイガーでした。
ラストでガスに戻ると同一人物とは思えないしぼんだ爺さんで、へろへろの足取りで去っていきます。おむかえがきそう…。
◆スキンブルシャンクス
鈴木スキンブルはまっすぐな歌声がいいなあ。観てる方が自然に笑顔になります。
やくざな福井マンカスは頭上から降ってくる感じなんですが、身を屈めたヤクザ歩きでおうおうおう!と絡んでくるのはタチの悪い酔っ払いにみえます…(笑)。あすんません、とマッハで低姿勢になるのがおかしい。後ろに戻ってダンスに混ざりながらミストか誰かに向けて照れ笑いしていたのが密かにツボでした。はりきりすぎちゃったよリーダー。
ヤクザとスキンブルの後ろで、マキャヴィティがタイヤの陰に隠れたカーバケッティの尻尾を引っ張りつつヤクザを指差して責め立てておりました。先を越されたじゃないか!ということなんだろうか…。
雄猫のベッドのタガーはごろんと裏返しのベッドになり、ちょっと違うよ逆だよ!とシラバブにぽんぽん叩かれて指摘されると素直に背中に乗せてあげてました。
ゴミ列車の先頭のシラバブちゃんが、いま何かみえたよ!と前を指差して後ろのジェミマに報告してて、ほんとに列車走ってるみたいでした。
◆マキャヴィティ
増本さん&池田さんの大好きなコンビのマキャヴィティです。池田さんのボンバルリーナは全てにおいて好みじゃー。前回見たときよりしっかりした声を出されるようになっていたような?(囁くような歌い方もすごくツボなんですが)
群舞では萩原ギルに見惚れておりました。ここのダンス凄く好きー!
どこでだったか、タントミールを庇ったマンカストラップが、その後しばらく手を繋いであげてたのが印象的でした。
高マキャヴィティ、福井リーダーはちょっと重そうでした(笑)せーのっ!と持ち上げてぐるぐる。最後に電気をバチバチいわせるところ(あれって何なんだろう? 電飾看板?)になんだか一生懸命登っていくので若干迫力が足りないような気もしますが、でも格好良いよー。
◆ミストフェリーズ
シラバブを一歩引いたところで見守るマンカストラップでした。べたべた甘やかしたりはしないんですね。というか最初コリコパットと並んでるときも同じオーラが出てる気がするんですがコリコも仔猫なんだろうか…。車のランプから赤い布を出したあとコリコがさりげなくフタを閉めるんですが、これはどうなってるんだ?と不思議そうにランプを観察していて可愛かったです。
長老のマジックが成功するといつもより大きな拍手と歓声。最初はタネが分からなくてビックリしましたよね。また懐かしい気分に。
タガーとミストが右手左手のタッチの後に腕をがつっと打ち合わせていて若干アメリカナイズな男の友情を感じました。
そういや福井タガーも速いなーと思ったんですが、今日は芝タガーも「レディスエンジェノメン!」が早口でした。流行なのかしら。(そんな)
◆メモリー
ガスがタイヤに突っ伏してるのでよもや魂が抜けかけていやしないかと心配に…(いやあの猫って「ガス」とは別の猫なのかなー?)さっきを思い出すとグリザベラより先に昇天しそうです。
山本シラバブ、ここは歌ばっちりでした〜。綺麗な高音。
グリザベラのお願いー!は2階席方面に向けて歌われるのでうわーっとなりますね。
◆天上への旅〜猫からのごあいさつ
なんだか天上のコーラスでものすごく感動しました。いつもするんですが今日は特に…。良い舞台だったなあと。
ごあいさつは、長老の歌が力強くてすごく良かったんですが、ずんぐりむっくりな種井長老が目の高さ(2階席なので)にいるのでつい和んでしまいました。
そしてついマンゴとマキャを見てしまいます。高マキャ、上半身がなんだかごつごつしてるんですが筋肉質なのだろうか…。
◆カーテンコール
一列になるところで種井デュトロノミーがシラバブとランペルに挟まれてすごく嬉しそうににこにこしてました(笑)。カテコでは張り切っておちゃめじじいな長老。
一匹ずつの挨拶では岩崎タンブルがまるでカッサンドラのようでした(こう書くとおかしい。雌猫がよくやるようなジャンプだったのです)。他のタンブルってどういうのでしたっけ…側転と。
武藤マンゴの側転バク転コンボがすごくきれいに決まってました。かっこよかったー!
百々ランパスは幸田さんがよくやる空中で両足を打ち合わせるやつでした。
握手は徐コリコパットと。奥の方のお客さんとは握手でなく手のひらをぱふんと合わせるような感じでやってて何だかかわいい。
ぎりぎりでタガー締めもありました。拍手を煽って三本締め、その後にミストのライト消しを真似て最後に失敗して光が大きくなって自分で驚いて、頭をかきながら正座してリモコンを発見してぽちっと照明オフ。
いやーしかし今日は本当に楽しかったなー!
#cats_t
2005年05月28日(土)