【感想】05/05/05 解ってたまるか!(マチネ)
村木明男(ライフル魔)…加藤敬二
捜査本部
瀬戸内(警視庁刑事部長捜査本部長)…田代隆秀
武田(警視庁捜査一課長捜査本部副部長)…川原洋一郎
春野(麻布警察署長捜査本部副部長)…緒方愛香(劇団昴)
熊谷(警部補)…牧野公昭
力石(警部補)…荒木 勝
平澤(警部補)…岩松 廉(劇団昴)
絹川(巡査部長)…藤川和彦
和田(巡査)…岩田 翼
報道班
明石(中央新聞記者)…小林アトム
倉持(東京経済新聞記者)…鈴木 周(劇団俳優座)
反野(東方新聞記者)…鳥畑洋人(劇団昴)
文化人グループ
久田川順平(劇作家)…岡崎克哉
大濱 茂(映画監督)…志村 要(劇団俳優座)
山中俊夫(弁護士)…勅使瓦武志
後藤則彦(大学教授)…川地啓友
人質
奥澤(綽名ヘッピリ)…坂本岳大(劇団昴)
甘粕(綽名オーアマ)…川口雄二
栗林(綽名ボヤキ)…菊池 正
関山(綽名カレススキ)…神保幸由
結城(綽名ユダ)…芹沢秀明
政子…矢代朝子
光枝…藤井智子
静…岡本和子
ホテル関係者
鈴木(支配人)…横山清崇
内田(ルームサービス係)/シューベルト(ドイツ人)…畠山典之
(敬称略)
◆のっけからこんな感想もあれなのですが、↑川口オーアマがやたら可愛かったです。(笑)
靴下がもこもこしててあったかそうでかわいい…。こんな格好で膝抱えたりソファに丸まってたりルームサービス頼んだりヘッピリと枕を半分こにして床に転がってたりしてるので和みます。どことなく天然っぽくぽやっとしてて緊張感のない人質さんでした。川口さんMMエディ→ACLアルときて飄々としたイメージがあったので意外な発見だー。
◆キャストが多いので劇場にあるキャスト表がいつもの倍の大きさでした。これだけの人数がどうやって舞台の上にのるんだろうと思いましたが、幕ごとに二つの部屋が入れ替わるのですね。場面が変わるときは暗転して床から壁(の枠)から家具から全部入れ替わるんですが、割と時間がかかるのとうっすら明るいのとで何やってるのかわかってしまうのがちょっと気になったかも…。音楽も一切ないのでがざごそやってる音だけが響くんですよね。
◆方向性はコメディだとは思うのですが、抱腹絶倒の爆笑喜劇というほど笑いっぱなしの舞台というわけでもなかったです(でも面白いよ)。皮肉とか風刺とかそっち方面の笑い。テーマが結構重いのでなかなか笑い飛ばせないんですが、でもやってることが色々おかしいので半笑い。これ、観る側がある程度その時代背景とかを前提として知ってるほうが楽しめるんだろうなという感じでちょっと勉強しておかないとなあと反省もしました。わたしは疎すぎです…。
◆それにしても加藤さんはすごいですね! ダンサーかつ振付師さんだということをすっかり忘れて観ておりました。背中に「大漁」と描かれた半纏を着た加藤さんはいろんな意味で非常に愉快すぎです…。そういえば菊池ボヤキもすみっこで背中丸めてくらーい声でぶつぶつ言ってるひとで、普段ばりばり踊ってらっしゃる方とは思えない役でした。格好も眼鏡にステテコに腹巻にガウンという一番哀れな感じで(笑)。
◆初めて見た方なのですが芹沢ユダも舞台映えする方だなあと。役柄が格好良いというのもあるんですが、なんだかひとり美形キャラで人質の中でかがやいてました。砦の幕はおおむねオーアマヘッピリユダばかり見てしまった…。
◆横山支配人と畠山シューベルトのやりとりが面白かったです。あやしいあの外人。アーサメーシマエー。横山さんがすごく役にはまってたなあ。
◆田代さんはとても素敵にダンディーでした。声が、声が好きなのですよ! 警察の幹部3人並んでるとなんとなく踊る大捜査線のあのひとたちを思い出します。(笑)
◆結局最後まで村木は本当はどういう人で何が目的でどこまでが本音で真実で、どこまで筋書き通りだったのかいまいちわからないまま終わってしまいました。でもそこは「わかってたまるか!」なのでそれでいいのかなあ。「原爆」の正体はそれこそ半笑いです。もうどんな顔をしていいやら…。
#st
2005年05月06日(金)