【感想】05/05/04 キャッツ(ソワレ)1幕
グリザベラ…金 志賢
ジェリーロラム=グリドルボーン…秋 夢子
ジェニエニドッツ…高島田 薫
ランペルティーザ…章 ヤヤ
ディミータ…団 こと葉
ボンバルリーナ…遠藤瑠美子
シラバブ…山本貴永
タントミール…工藤伸子
ジェミマ…王 クン
ヴィクトリア…坂田加奈子
カッサンドラ…大口朋子
オールドデュトロノミー…小林克人
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ…村 俊英
マンカストラップ…趙 宇
ラム・タム・タガー…芝 清道
ミストフェリーズ…蔡 暁強
マンゴジェリー…武藤 寛
スキンブルシャンクス…鈴木涼太
コリコパット…徐 元博
ランパスキャット…幸田亮一
カーバケッティ…三宅克典
ギルバート…千葉ヒカル
マキャヴィティ…高 榮彬
タンブルブルータス…山口博之
(敬称略、太字は初見猫さん)GW3連休のうち2日間で秋→猫→自由を回っておりました。夢醒めと解ってたまるか!の2本が初めての演目だったので頭パンクしそうです。本日のキャストはデミボンが未定から団さん&遠藤さんのニュー猫さんになりました。そしてマキャヴィティに四季のヨン様が!高マキャは四季デビューの仙台以来ですね〜。そういや新しく黒の型押しの表紙になったパンフの見本を劇場で眺めてきたのですが、顔写真がACLのダンっぽくなっておりました。初版の写真(※シチサン)は正直誰だ!?という感じだったので(そして画質も悪かった←笑)ようやく舞台上のお姿とつながります。次に改版したあたりで買おうかな〜。さらにタンブルブルータスが直前に岩崎さんから山口さんに変わっていたのですが、これには開演後に気付きました。この日一日だけだったみたいですね。
今日の席は4列センターでした。左右の通路から離れていたせいもあり基本的に舞台中央から目が離せません。前のほうは表情がよく見えて面白いです。猫に限らず、前方センターに座ると、ここはこう見えるように作ってあったんだなあと作り手の意図が見えてなるほど!と思います。タガーナンバーとか特にそんなかんじでした。でも中央見てると端が、端見てると今度は中央が見たくなるんですよね…。

◆オーヴァチュア
回転前の回転席では上手から出てきたコリコパットとランペルがスロープ越しに顔を見合わせながら同じ方向に首を傾げてたのが可愛かったです。幸田ランパス(に限らず白塗り猫)は無表情にしてると顔がお人形みたいになるので気配もなく背後に現れると結構びっくりしますね。ランパスってきれいな猫だなあ…。
目チカでは後方通路からまっすぐタンブルブルータスが……っていうか何かでかいよタンブル!? というわけでここで山口さんに変わってることに気付きました。シルエットでも分かるタンブル体型ですね。
(つづきます)
(5/8追記)
◆ジェリクルソング
わー武藤マンゴなんだかメイク変わりましたか?(前回は顔がよく見えなかったのです)目が大きくて眉がきりっと描かれてて、耳というか赤毛のカツラがコンパクトになった気がします。格好良い。そういえば趙マンカストラップの眉毛もタガーみたいにギザギザ眉になってるんですがいつからでしたっけ…。
灰色猫の金グリザベラ(いやあれはグリザベラじゃないのか?)は見た目では本当に他の猫たちと混じってしまいますね。しかし歌は「その孤独を」の一言で空気がぴんと張る感じがします。
芝タガーはオーブン上に出てくるだけで一匹異質な空気を放って…というかあの四足ポーズになる前に一瞬あやしげなアピールがあったような。
「地獄さえも友達は」は山口タンブルが一番しっくりくるなあ。低い声もすんなり出ますね。ここがしっかり低いと続く千葉ギルの「みすぼらし
くっ♪」がより素っ頓狂に聞こえてニヤニヤしてしまいます。千葉ギルバートは全体通してやたら気合が入りまくりで面白い。
タイヤ前に集まってのハーレールヤー♪ではマンカストラップとランパスが顔を見合わせて頷き合い。蔡ミストがすごく口を大きく開けて歌っていてかわいい。靴が落ちてくるとタガーが上空を指差して舌を出して挑発してました。
タイヤ前からミスト・コリコ・ギルが飛び出してきてころころ踊るところは蔡さん徐さん千葉さんだとサイズが揃っていて良いですね。そして3匹とも身体能力が高ーい。最後に両手を広げてぽんぽん跳ねながら帰ってきくのが可愛いのですよ。
◆ネーミングオブキャッツ
背後が通路なのですが、5列前横通路はちょっと渋滞気味なくらい次々と猫が通りますね。ミストフェリーズは5列のお客さんを一人ロックオンして対面で見上げながらネーミングしてたようです。下手からはマンゴジェリーがゆっくり這って通過していきましたが、タイツの太腿のあたりに小さな黒いボタン?が縫い付けてありました。あ、前にもどこかで読んだか自分で書いたかした気がするんですがあれってなんだろう。よく見たら他の猫にもついてるのかなー。ほかは真正面にマンカストラップが立ってるのでそこに集中。
「色々な生き方の猫をお目にかけよう」を聞いた千葉ギルバートはきっと「押忍!」とか言ってる気がします。両手を重ねて伸ばしてビシイ!と気合入れたあのポーズで。ことあるごとにやってるんですがあれはカーバにおけるタキシードのポーズのようなものなのだろうか(笑)。
◆ジェニエニドッツ
工藤タントミールが何だかほのぼのと可愛いです。固まってるマンカスを見て首を傾げ、ミストのところへ行くとほら行きなとぺいっと追い払われ、下手方面に帰って行った誰かを追いかけようとしては見失い、つまらなそうにタイヤ前のジェリーロラムの元へ愚痴りに。オーブンが開くと真っ先におばさんに駆け寄ってました。
おばさんがねずみに歌う子守唄、ひっそりとシャバダバダ〜♪っぽく声に出してるんですね(笑)。章ねずみは今日はマンカスの足の上に思い切り乗っかってしまい、足でぱったんとひっくり返されてました。
高島田ジェニエニドッツは一部タップの音が出てなくておやっと思いましたが小さくて愛されてそうなおばさんです。ゴキブリが出てくると下手スロープからマキャゴキに突進されたらしくおばさんの悲鳴が上がっておりました。そしてやはり刷毛?みたいなものが床を滑って飛んでました。誰なんだー。ミストたちを突き落とそうとするランパスゴキとカーバゴキはお互いに責任をなすりつけ合ってておかしいです。こいつです!と指差したりお玉で顔隠したり。あとコリコかな?と3匹でわくわくと悪巧みしてます。幸田さんはゴキブリたのしそうすぎだ(笑)。
◆ラム・タム・タガー
ひー芝タガー目の上がムラサキですー。ライトを浴びてないときは気付かなかったんですがすごく鮮やかなすみれ色。福井タガーも紫のシャドウは入ってたと思いますが豪快です。そういえば最近スキンブルも紫ですよね。
タガーの登場時って役者さんによって違うんですが(福井さんは腰振ってるし荒川さんはステップ踏んでる)つかみのインパクトは芝タガーにかなうものはおるまいというか、オア〜と奇声を発してから猫ポーズで「ニャオ♪」。がたがたとずっこけそうになります。でも歌は相変わらず素敵で絶好調でした〜。しかしこの席タガーしか見てられません。
「帰ったとたんに出掛けちゃう」ってちゃんとドア開けたりする仕草が振りの中に入ってるんですねえ。こいつはやっかい♪の山口タンブルはなんとなくタガーと馬が合ってるような気配があるのですが気のせいか。よくやるよ、という感じでひらっと手を振ったり、いやでも顔は笑ってないんだけど(笑)。
ごむーよう!はどこまで上がるんだーという域のファルセットで雌猫を鳴かせ、黙らせてシメ。その後にタガーが舞台を一周するとこでは階段のコリコがどつかれてスローモーションで後ろに倒れていきました。
◆グリザベラ
金グリザベラはとにかく立ち姿が美しくてヒールとスリップドレスと赤い爪がお似合いで見惚れます。グリザメイクは濃い色を基調に描き込まれていてちょっと怖いのですが元が美人さんなのがわかる。スロープを歩き去っていくとき少し歩きづらそうにヒールがふらつくんですが、何か高さが違ってたりとかするのかなー(モンローウォークですか)。
王ジェミマ、裏町の「ら」が「ろ」寄りに聞こえるのがなんとく気になっていたのですが今日はきれいに「ら」になってました。声もきれいに出てて、ちょっと首を傾げて歌うのがかわいい。
◆バストファージョーンズ
最初のご挨拶、徐コリコパットはヴィクトリア方面に向かうと思いきや引き返して幸田ランパスに行くんですね…。膝のあたりにくっついてにこっと見上げるコリコ。一度ランパス目線になってみたい(笑)。ジョーンズさんにお辞儀したあと速攻で蹴りを入れてました。
今日の大課題はランパスとスキンブル(?)が「分かる?」「さあ…」を首を傾げあってました。今日の演説はおそらく理解者がおりません。
ごちそう運びは千葉ギルバートが早くからつまみ食いしたらしく口モグモグさせながら皿回してました。隣でミストは何か渋い顔。皿を持て余すとギルとミストは背中合わせに、ランパス?は後ろから身を乗り出していたディミータにおすそ分け、カーバケッティはさっそく膝で素早くカニ歩きして(本当にはやい)シラバブの元へ。階段にお皿を置いて犬食いの見本まで見せてました。いやそれはいけません紳士…!
村ジョーンズさん、カーバ体重計に載るときすごくどきどきしながらそーっと載るんですね。そしてちょっと載っただけでメーターがぎゅーんとなるので慌てて降りてうう〜やだやだと身を震わせてます。気にはしてるんだ…(笑)。
(つづきます)
(5/9追記)
◆マンゴジェリーとランペルティーザ
武藤マンゴジェリーは顔見てると面白いです。コミカルにくるくると表情を変えていて、でも表情豊かというのとも違う気がするんですが、観る側をきっちり意識して見せる表情を作ってるかんじ。武藤さん自体にエンターテイナーなイメージがあるせいかなー。時折動きがマンガチックなのも好きです。オーブン上でポーズを取るランペルを両手でジャーンてしてたり、袋を取りに行くときやたらウキウキと走っていたり、サイレンと共に現れたマンカストラップを目にするや否やヒャー!と両手を開いて絵に描いたようなカエルジャンプしてたり、それらをこう、あくまできっちりこなしてるのが素敵だ(笑)。あ、そういやランペルに尻相撲で負けて何かの体操技のように床に沈んで速攻起き上がってランペルにシーッ!ってやるのはいつもなんですが、その後起き上がったら足音?を立ててしまいランペルにシーッってやり返されてました。章ランペルってなんとなく外見がシラバブっぽくて(前髪真っ直ぐだし←見間違いでなければ)声も幼い感じなのでおっとりぽやんとした印象なのですが、最近は目元のメイクのせいか素顔のせいなのか、時折大人っぽい表情になることがあってなんとなく照れます(何故だ)。はがされておちてたりする♪でマンゴの足の下で頬杖ついてる時の笑顔とか。あ、今ふと章さんのカッサンドラとか見てみたいなあと思いました。
◆オールドデュトロノミー
千葉ギルバートが滑り台を降りてくるときは両手を前に突き出して腹這いでものすごい勢いで滑っていきますね。ギルバート発射。
今日は全体を通して趙マンカストラップが機嫌良さそうによく笑っていて、歌もダンスも(ダンスの良し悪しはよくわからないんですが)余裕があるように見えてなんだか良かったなあと。一時期調子悪そうだったと噂を耳にしていたので安心しました。あんまり根拠はないんですが芝タガー効果なのかなあとぼんやり思ったりもしました。歌いながら階段をゆっくり下りてきたタガーには何だが
親分の風格がありました。それを見上げてるマンカスがなんだか安心してるように見えたー。新猫さんが多かったせいもあるのか、今日のタガーはきっちり弾けつつもどことなく一歩引いてみんなを見守ってた気がします。たぶん。ジェリクルリーダーになる日も近いかもしれない(そんな)。あ、今日は立ったまま尻尾持ってちゃんとお辞儀してましたよ。
◆ジェリクル舞踏会
蔡ミストの「いつも優雅で上品」のイントネーションがちょっと変わりましたか? 松島さんのように「上品」を低く落としてました。個人的にこっちのが好みです。団ディミータと遠藤ボンバルリーナではボンバルの方が声が低いんですねえ。身づくろいして一休み、がなんだか男前でした。まったくなんにもしないのさ!後のタガーは傍観しつつも気持ち良さそうに一緒に歌ってました。
腕ぐるぐるダンスの高マキャヴィティですが、シラバブと同じ振り付けで踊ってるとなんだかシラバブに似てるように思えてきて、まあ色の系統は似てなくもないですがなんでだー!と思ってたらどうも頭の毛が全体的にストンと下向いてるせいみたいです。耳もなんとなくへなっとしてるし、前髪少なくておでこ出してるのでなんだかかわいらしい…(笑)。でもダンスはスマートな感じで格好良いです。メイクも以前よりキリっとしたのかな? 美猫さんですよー。しかし今更ながらにこの場面マキャヴィティとタンブルとシラバブとヴィクトリアが同じ動きをしてるって不思議な光景ですよね…。
ミストが星を呼ぶところで、小林長老が両手を突き出してハアーッ!とすごい念を(違う)ミストに送っておりました。デュトロノミーにパワーを貰って魔法をかけるんですねえ。

◆メモリー
少しばかりよろけつつも一人で踊ってみて、まだいけるじゃないって思ったところで自分のぼさぼさの尻尾が目に入って現実を知ってがーんとなる、という一連の演技がこれだけ近くで見ても微塵もアラがなくて本当にしんみりします。たまに見せるはっと驚くような顔と悲しげな顔がすごく好きだー金グリザベラー。
(2幕につづく)
#cats_t
2005年05月04日(水)