【感想】04/11/20 キャッツ(ソワレ)
グリザベラ…早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン…秋 夢子
ジェニエニドッツ…服部良子
ランペルティーザ…章 ヤヤ
ディミータ…増本 藍
ボンバルリーナ…南 千繪
シラバブ…荒井香織
タントミール…高倉恵美
ジェミマ…王 クン
ヴィクトリア…坂田加奈子
カッサンドラ…大口朋子
オールドデュトロノミー…石井健三
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ…村 俊英
マンカストラップ…趙 宇
ラム・タム・タガー…芝 清道
ミストフェリーズ…蔡 暁強
マンゴジェリー…百々義則
スキンブルシャンクス…キムスンラ
コリコパット…幸田亮一
ランパスキャット…三宅克典
カーバケッティ…齊藤 翔
ギルバート…千葉ヒカル
マキャヴィティ…上田龍雄
タンブルブルータス…山口博之
敬称略、太字は初見猫さん。


というわけで行って来ました初東京キャッツ!
開演前に劇場内をぐるっと回ってみたのですがさすがは専用劇場、全体があのゴミ捨て場と化していました。劇場にゴミがある、のではなくゴミ捨て場に座席入れましたという感じ。勝手にお邪魔してすみません、という気分になります。というかもうゴミ見ただけで大興奮。雷おこしがでかいよ! あ、あと五反田駅からシアターまでの間は飲食店がたっくさんあるので大変ありがたかったです(笑)。
さて本日の座席は5列目(回転席の後ろ)下手寄りどまんなか。T字路の角なので通路の視界がよくて面白かったです。目の前の通路がなかなか広い(2人がらくらくすれ違えるくらい?)のでステージからの距離的には7、8列目という感じなのですが、円形舞台が低い&床の傾斜が殆どないので、舞台上で猫が低く屈んでしまうとほとんど見えなくなってしまうんですね〜。もう少し後ろだと大丈夫なのかな?

本日は久々だった&ど真ん中で観ていたこともあり舞台のどこを見ていたらいいのかわからない感じだったのですが(というか見たいところ多すぎです)、ふと気付くとマンカストラップとマキャヴィティとタンブルブルータスとシラバブを見ていたような。あと芝タガーには相変わらず無条件に意識をもっていかれました(笑)。

◆オーヴァチュア
舞台が回りはじめる前からコリコパットとランパスキャットの頭が見え隠れします。ランペルティーザは視認できず。いや三宅ランパス(の正面顔←インパクト強いのです)に気を取られていたせいかも…(笑)。目チカは多分タンブルブルータスが中央通路から現れました。覗きこむ感じでなく堂々と歩いてて格好良かったです。あと前の通路を下手側からコリコパットかな? 目チカははじめるとき一斉にスイッチを入れる音(?)がしますね。パシパシパシって。
しかし改めて思いましたがオーヴァチュアの「猫の気配だけがある」演出ってすごくわくわくしますね…!
タントミールの伸び上がりは、最初の伏せているところが全く見えず…。床から身を起こす瞬間がとても好きなのでちょっと残念だったなあ。

◆ジェリクルソング
芝タガー未見の友人と一緒だったのですが、事前に「やたら存在感のあるタガーだったよ」という話をしたせいかオープンの上に現れた瞬間に噴き出しかけてました。というか私も笑いそうに…まだシンプル衣装なのにどうしてそんなに目立つんでしょう芝さん…!
マンカストラップが歌い出す前のとこ(?)だったと思うのですが腕を上げずに両肩を回す仕草がしなやかで格好良かったです。趙さんはダンスの腰つきやら肩の動きだけを見ればボンバルリーナとかできるんじゃないかと思ってしま…(笑)。この席はマンカストラップを正面に捉えることが多いのでつい凝視してしまいました。
マキャヴィティの空中ブランコ回収はこっそりさりげなく行われるものだと思っていたのですがキャッツシアターでは丸見えなんですね!(笑)R席から見てみたいなあ。
靴が落ちて来た後は最後列のタガーが空を指差して挑発。それにしても横にいるマキャヴィティがでかい…。オラトリカルキャッツ♪のところ(かな?)で後列にタガーマキャタンブル〜と並んで腕で円を描くところ、腕も長いのかとても目に付きました。
ところで上田マキャヴィティは頭の色や構造がシラバブと似てきてませんか(笑)シラバブも以前は丸くまとまった耳だった気がするのですが、荒井シラバブちゃんの耳はランペルティーザくらいまで立ってました(←全体的にふさふさでかわいいのです…)。

◆ネーミングオブキャッツ

5列センター下手寄りの直接の担当はミストフェリーズだった模様(ちなみに握手もミストです)。中央付近のお客さんを四足で見上げて暫く留まったあと、通路を這って横切りT字路を折れて後方へ。斜め後ろで立ち上がって再び見下ろしロックオンしてました。いや〜しかし蔡さんは本っ当に小柄な方なんですね。ここまで近くでじっくり見たのは初めてだったのですが、両手で「このくらいだった」と大きさを説明できるくらい小さいです(←四足状態が)。
あとセンター通路から(?)ジェミマが歩いてきて立ち止まり(王さん、歌はさほど気にならないのですが台詞だと訛りが残ってるんですねえ)、前方通路をタンブルブルータスが這っていきました。蔡ミストを見送ったあとだと山口タンブルがかなり大きく見えます…。
あと背後でギシギシ音がするなあと思って振り向くと通路上にいつのまにか縄梯子が出現していてランパスキャットが上っていました。
ヴィクトリアソロ、坂田ヴィクトリアは初見だったのですがほんと綺麗でした〜。メイクがシャープでどことなく中性的な感じです。そして幸田コリコパットも初見、こちらは姿は格好良い青年なのに動きがしっとりしなやかで、ヴィクトリアと踊ったあと両手が離れた時の格好のままうっとりしているような間がありました(笑)。ミストフェリーズはちいさかわいいし、この場面ちょっとしたお花畑のようです…。

◆ジェニエニドッツ
おばさんがオーブンから出てきて目を覚ましてミストフェリーズに気付き「あらミストちゃん」「おばさんあっち(ネズミを指差す)」みたいなやりとりがえらく可愛かったです。その前のオーブン上でもおばさんの手を引っ張ってなでなでしたり、仲良しなんだなあーと顔が緩みます。シラバブネズミは元気いっぱい。あと、マキャヴィティゴキがでか…い…。
スロープから落ちてきたマンカストラップは仰向けに寝そべり、ミストフェリーズはお客さんに興味を持っていた様子。「ありがとみなさん」のあとのジャン!のポーズのマンカストラップにはいつも和みます。
(つづきます)


(11/23追記)

◆ラム・タム・タガー
「ニャオ(低音)」って言いながらでてきたー!(笑)期待を裏切らない(むしろ期待を良い方に振り切る)いかがわしいタガーでした。仙台で見た時はお笑い要素が強く出ていたような記憶があるのですが、今回はそれよりも強引なフェロモンを撒き散らしていたかんじ。上手方面も見たいのに目をそらせない…! とりあえずこのタガーのカテゴリは「美中年」なのではないかと思っている次第です(もう大好き)。いや格好良いんですよー。痩せられた(というかタテに伸びた?←そんな筈はない)のか頭が豪快に逆立ってるせいかすごく大きな猫に見えます。(何気に包容力とかありそうです…)
3ガールズはジェリーロラムがちょっと大人っぽくなった印象でした。ソロでは手をばっちりタガーのお尻にあてながら一周。この日のキャストではボンバルリーナが若めの印象だったせいもあってか貫禄ありました。
連れ去りお嬢さんにはやはりでこちゅーを…「ん〜っ」っていいながら…(笑)。
最後の「ごむー」は上げて上げて上げて、どこまでいくのーもうやめてーというところまで引っ張っていきました。
そ、それにしてもタガーを囲んではにゃーんとなってる雌猫の中(上手前)にヴィクトリアがいたのには目を疑いました。ヴィクトリアに何をしたんだタガー…!(そっちか)これまでジェリーロラムがいた位置ですね。ジェリーロラムのスタンスが変わったのかなあ?
ラストはコリコパットに猫パンチ?アッパー?でふりゃっと威嚇。びっくり顔の幸田コリコが可愛かったです。

◆グリザベラ
タガーはグリザベラを一瞥するとファーを払って早々に退場。
そしてタンブルブルータスの意地悪っぷりにはむしろ惚れそうです(笑)やなやつー! 近くで見下ろして優しく両手を差し出して(井水タンブルは割と遠巻きに腕だけ伸ばすんですが←そして意地悪のあと逃げる(笑))、グリサベラが触れる瞬間にすいっと身を引くんですね。
初見の早水グリザベラは歌はもちろん演技が雰囲気合って良かったです〜。タンブルブルータスの手を見詰めながら長めに逡巡の間があるところとか好みです(だから余計に気の毒なんですが)。
何の疑いもないみたいにとことこ出て行っちゃうシラバブがかわうい…。

◆バストファージョーンズ
早々にシラバブとジェリーロラムにノックアウトされてしまいました。ジェリーロラムが尻尾でシラバブの後ろ頭をぽん、シラバブが振り向くとジェリーロラムは知らんふりで尻尾を後ろに隠し、それに気付いたシラバブがお返しに自分の尻尾でぱしぱし。か、可愛…。
演説シーンはスキンブルを中心に全体的に落ち付きなかったです。
あ、歌詞が「ごちそうを」から「おいしいものを」に変わって(?)いました。その美味しいものを運ぶシーン(なんだか言葉の収まりが悪いです)では運び終えた千葉ギルバート(←いるとつい見てしまいます)が巨大な皿を自分の前に置き、さて食うぞーと両手を合わせて気合を入れたところで隣のミストフェリーズから手を伸ばしてつまみ食いされ抗議、でも直後に時間切れ(笑)。一方上手階段では食事が始まるや否やシラバブが大興奮で両手を振り回してアピール、ジェリーロラムが後ろからちょっと落ち付きなさいと尻尾を引っ張ってました。食事が終わる寸前にようやくカーバケッティが気付くも結局おすそ分けなしで向こう行っちゃいました。仔猫ショック(笑)。

◆マンゴジェリーとランペルティーザ
マンゴジェリーの顔が正統派美形なのでなんだか落ち付きません(笑)。写真で見たら可愛い感じだなあと思ったのですが実際見たら綺麗な青年でした。一瞬ディミータかと思いました。こんなにマンゴジェリーの顔ばかり凝視していたのは初めてです。声も意外に低めで格好良いんですよね〜。
対するランペルティーザはほやほやふにゃふにゃしてて掴みどころがない感じ。体が柔らかいんですよね〜。両手を持たれてくるんと回るところ、何の弾みもつけずにくにゃんと回るのです。どこかから息が漏れてるような特徴的な声なのですが、加えて少し訛りがあるのでかなり幼い印象。というか章ランペルは目を離したらはぐれて迷子になって帰って来なくなっちゃったりしそうで心配だー(妄想)。
そんな二人がどういった経緯でコンビを組んでいるのか個人的にきいてみたいです(笑)。
サイレンと共にマンカストラップがぬーっと出て来て、マンゴジェリーのすごくびっくりした顔が面白かったです。

◆オールドデュトロノミー
ここ、思い出そうとすると「…マンカストラップ…」と夢見がちに意識が飛びかけます。いやなにしろいろんな顔が見られるので…初日なのでみのがしてください…(笑)。
ランペルと共に尻尾を捕まえられたシラバブは、マンカストラップに抱きついて胸のふかふかに頬を寄せて上目遣いでおねだり。か、かわいいんだってばー! この子はなんだか確信犯というか、仔猫の権利と義務に従って可愛いのだという気がします。魔性のかわいさ…。
タガーは今回長老にお辞儀してなかったです。尻尾の先をちょっと振っただけ。

◆ジェリクル舞踏会
舞踏会の支度を!のあと後ろ向いて踊るリーダーが…ああもう…(落ち付きなさい)。そして向こうでは不思議なおどりを踊るタガーが。
「ジェリクルキャッツは黒!」の犯罪王はあんまり潜んでるかんじがしないなあ。そんなマキャヴィティですが今回の舞踏会は黄色い彼中心に見てしまいました。だってあんまりにも楽しそうにのびのびと踊ってるから…!(笑)マキャ・シラバブ・タンブルが後列で同じような振り(腕ぐるぐる)で踊るところ、黄色くて長い猫がノリノリで頭振りながら踊ってるのでなんかもうほほえましい(笑)このマキャヴィティは何気に若造な気がしてなりません。いいなあ上田マキャ…。
それから大口カッサンドラ・山口タンブルのペアダンスが雰囲気あって凄く良かったです〜。外見的にも非常にツボです。

◆メモリー
ジェリクルムーンの下で踊ろうとするけどよろめいて踊れなくて、という振りが加わってました(早水さんだからかな? DVDでもありましたっけ)。早水グリザベラ良いです、はまりそうです。

◆幸福の姿
下手端、ヴィクトリアが床でマキャヴィティは階段(?)に腰掛ける形になったんですね。寄り添って見詰め合ったりしてるの好きだったんですが…。
(まだつづきます)



◆ガス
タンブルブルータスとカッサンドラも階段上で寄り添っているというよりは普通に並んで座ってる…なんだか駅の階段に座ってる若者達みたいで妙に可愛かったです(笑)。タンブルが途中で飽きてごろんと伸びたり。その向こうのマキャヴィティがまたべろーんと長くなってて面白かった。いやほんとに長…。
シラバブが時折ふるふるっと頭を振る仕草が可愛い〜。

◆グロールタイガー
低めのコーラスの中で一人だけ周波数の違う声が混ざっていて不思議です。噂のキムさんは本日初見だったのですが独特な声なんですねー。高音好きなので沢山ききたいなあ。
ミストクリューの鉢巻がバンダナというか手ぬぐいみたいな形になってました。右耳だけ出してあとは頭を覆っていたような? そしてスキンブルクリューは結び目が目のまん前にきてて邪魔そうです(笑)。ところどころ衣装が変わってるように見えるのは照明が違うせい
かなー?
グリドルボーンが尻尾を踏まれるとシラバブがコリコパット(多分)をなんとかしてよー!と激しく責めてました。ギルバート隊長のアクションは相変わらずそこだけ別の番組みたいなスゴさなんですが、今回はさらに村さんとも息が合ってて迫力あって格好良かったー。むしろ村さんが凄い…!
旗の後でシャム猫軍が退場するところ、一列ずつに並んで左右に小走りではけていくのが面白かったです。なんかコントっぽい…(笑)。

◆スキンブルシャンクス
キムスキンブルは個人的にあたらしいスキンブル像でした。声は高くて若い(というか男声でも女声でもなくキム声…)のですが動きや仕草が、張り切ってるんだけどもどことなーくこう…くたびれているというか…(笑)。メイクもはっきり二重が書いてあってアイシャドウもばしっと載ってるので瞼が強調されてちょっと眠たそうな顔に見えます。オフィシャルに書いてあるイメージに近い感じです。いいキャラだ! 歌は「夜行列車の〜」から歌い上げが素敵でした。もっと聴きたいー。
今日のやくざなやつは降りてくるなり雄猫たちを薙ぎ払い、主張だか説教だかをしてました。スキンブル動じずに寄っていってやくざの肩越しににまーっと笑顔。やくざもつられて笑顔。みたいな感じ。
列車シーンでは、ミストフェリーズにトランク開けてもらうときキムスキンブルは「おっ」ってちょっと驚いた顔するんですね。最後は盛り上がって車掌帽を取って振り回しバランスを崩してばたばたして列車崩壊。スキンブルが壊すんだ…(笑)。

◆マキャヴィティ
ギルバートが目の前の通路をどどどどっと駆け抜けていきました。なんだか千葉さんの胴回りのつくりが更にグレードアップしてませんか。丸太のようでした。
下手スロープから出てきたマキャヴィティにマンカストラップが回し蹴り! なんだか足技って初めて見たような気がします。
増本ディミータ格っっ好良いー!ところどころでユタのダンジャを思い出す男前ぶりでした。南ボンバルリーナはどことなく賢そうというか、優等生っぽいお姉さんな感じです。ダンスも健全(笑)仙台で見た時よりは硬さが取れてた気がするのですが、所々音が外れてたのでちょっとそわそわした…。
上田マキャヴィティはあの赤黒衣装を着ていてもやっぱり足長い!(笑)赤瀬マキャヴィティの怪物じみた恐怖はないですが、リアルなヒットマンという感じでちがうベクトルで怖いです。雄叫びは「あ行」と「は行」で「うわっはぁー!」とかそんな感じだったような。はぁー!はー!と唸りというより呻き声を上げながら暴れておりました。マンカストラップがいつもより高いところで回されていてひやひやしました(笑)。
(つづく。次で最後?)
#cats_t 2004年11月20日(土)