SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2005年05月24日(火) 風のようにうたが流れていた

小田和正のDVDを購入する。
4枚組。
昨年、深夜に放送していた
TV番組のノーカット版だ。

彼がこれまで生きてきた人生の中で
風のように流れていた歌を振り返りながら、
Dr:木村万作やGt:佐橋佳幸などの
メンバーをバックに、
業界関係者等を360°ステージの客席に
招待して、小田さんの思い出の楽曲を
披露していく――と言う進行になっている。
それは洋楽だったり
児童唱歌だったり、演歌だったり、
フォークだったりロックだったり、
オフコースだったり・・・。

これがとても面白い!

実はいつだったか、
総集編をTV放送していて、
しっかりとそれを録画して何度も観たけれど、
こんな贅沢な番組を放送していたのか!と、
リアルタイムで見れなかったことを後悔したほどだ。

まだすべてを観た訳ではないので、
感想は控えめにさせていただくが、
オフコースを振り返るエピソードを観た。

僕自身、オフコースの影響ってけっこうあると思う。
その歌は「女々しい」とかけっこう言われがちだけど、
楽曲的にはクオリティが高くて、いい歌が多い。

DVDの中で、小田さんがこんな風な事を言ってた。
「『ダメなメロディ』、「イケてない曲』でも『いい歌詞』が
そこにあれば、高みに引き上げられる。
逆に『いいメロディ』があっても『イケてない歌詞』が
そこにあれば、曲としてはダメだ」
こう言う部分、確かに共感できる。
もちろん、例外もあるけれど。

この人のライブは何度も観に行ったけれど、
絶対に自分の歌のキーを下げない。
「YES-YES−YES」をライブで、
レコードのまま・・・あのまんま聴いた時は
ボロ泣きした(爆)
DVDでも、当然・・・オリジナルキーのまま。
改めて、声の良さ、歌の上手さに聞き惚れる。
もう60歳に手が届く年齢なのに(!)

宝物のようなDVDが、またひとつ。
しばらく楽しめそうだ・・・。

感想はまた・・・。


○ 魔法の黄色い靴 / チューリップ

※財津和夫がゲストで出た回を見たとき、
小田さんとふたりで歌ったこの曲、
改めて天才的な楽曲だと思いました。

また、この曲はチューリップのデビュー曲。
若い感性でしか作れないものだということも
感じました・・・。


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