SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2005年04月01日(金) SAY-TEN練習日誌 ≪ 差し入れのクリック ≫

メンバー間での掲示板において、
SHIN@ベースが、SAY-TENに対して警鐘を鳴らした。

問題となったのは前回のライブ。
そのビデオをDVDに落として、何度も何度も観て、
「・・・これではいかん!」と、危機感にも似た思いを抱いたようだ。
自身を含めた各メンバーにダメを出したい!
もちろん僕に対しても・・・!
「・・・これでは・・・このままでは、マジ、ヤバいっすよ!」と。

僕は僕で、(こちらが金銭を負担して)ライブハウス側が
撮った映像と音源を、それこそ擦り切れるほど観、そして聴きまくったので、
彼の発した警鐘は至極あたり前の感想であったと思う。

このままではいけない。
もっと高い志を持たなければ!
上手くなろうよ!バンドとして革命的に成長していこうよ!
単に音を鳴らすだけではアンサンブルにはならない。
バンドとして、しっかりきっちりと聴くものに音とメッセージを
伝えなければいけない!
そこにはアマチュアだから趣味だからとか言った、
甘えた言い訳はしちゃいけないと思うから。
なにより、僕の周りの、音楽仲間の皆さまは、
そこをしっかりと違えずに音を出している。
そう思うから。
このままではいけないよ・・・!

SAY-TENをいつも応援してくださっているある人から
SHIN経由で「クリック」の差し入れがあった。
そんなわけで、バンドが抱えるいくつかの問題点・課題点のひとつ、
「ステージ上におけるアドレナリン大量放出による、楽曲テンポ破壊」を
解消すべく、クリックを鳴らしながらの練習となった。

誰かひとりが“戦犯”というわけじゃない。
メンバー全員が一丸となって取り組めば、
きっと壁は乗り越えられる。
キツイ坂を登り切って見下ろす景色を
メンバーみんなで味わおうよ!

・・・ただ、これからその壁や坂がいくつもいくつも
あるわけなんだけれどね・・・(溜息)

緊張感漂う、それでいて(自虐的な)笑いの絶えない練習となった。
でも、真剣ヤバイ・・・頑張らないと!
頑張ってもらわないと・・・!


そして・・・長い間の懸案事項が、解決できた。
僕のエゴだけでなく、満場一致、5秒で結論が出た。

大きく前に進めそうだ。
もう“負の遺産”である、重い足枷がないのだから・・・。



○ 愛と呼ばれるもの / SAY-TEN

※今日の練習音源を聴きながら家路に着く。
全編「チッチッチ」とクリック音入り(爆)。
曲の合間に「あぁ〜!!」「くそ〜!!」と苦悶の声を上げる
YUKIをはじめ、各メンバー・・・ちょっとおかしかった。

でも、ホント頑張らないとね。


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