僕は芋虫。臆病者の芋虫。殻に閉じこもって動こう事はせず、事態が去っていくのをずっと待っているだけ。誰かが手を差し伸べてくれるんじゃないかとか誰かが庇ってくれるんじゃないかとか言った僥倖を期待し、日々の怠慢や日常の空転とか言ったことを詭弁を弄して逃げ回る。僕は芋虫。臆病者の芋虫。懲りずに今日も願い請うだけ。「誰か此処から助け出してくれないか!?」○ BACK SEAT OF MY CAR / PAUL McCARTNEY