なぜこれが直木賞候補ではないのだ。
なんてちょっと問題提起のように綴ろうと思い立ってはみたものの、文春の規定を見てみたら5月31日までに発表されたもの、だそうな。
…仕方ねぇなぁ(ニンマリ)。
しかも発売元は文藝春秋なんだしねぇ。次かな。
私は言葉足らずな人間です。しかも最近、直すつもりなくなりました。 言葉だけでなんとかしようとするのを諦めた、という方が正しいかもしれません。
しかしよく考えなくたって、小説なんてものは言葉しかないのに。 それでも、言葉じゃない"ニンマリ"を与えてくれる本はいい。
なんでこの人は覚えていないんだろう? なんでこの人は余計なことを覚えているんだろう? あ、人じゃなかったっけ。
会いたいけど、会いたくない、死神。 だってこいつが来ると、死んじゃう上に、雨だもの。
「死神の精度」。死なせるくせに、死なないエンタテインメント。 実際賞とかどうでもいいけど、そう思わせる作品に賞をあげちゃう世の中に、なった方がいいんじゃないか?
|