| 2004年10月26日(火) |
パンを喰らえ喰らっておしまいなさい |
地元の特産品の売り子をしに、国体会場へ行くために早出。5時起き。 せっかくの国体も雨が降ってずっと会場にいて外に出てこない人が多かったようで、閑古鳥鳴きまくりのままお昼を迎える。 特産品の中においなりさんとミルククリームが入った柔らかフランスパンがあるので、それの売れ行きはそこそこよろしかった。後はホントにおみやげように、ポン酒。
「どうです?おみやげに一本お酒、どうですか?」 「いいんだけど、日本酒って、日が経っちゃうとおいしくなくなるじゃない?遠くから来てるからねえ」 「味落ちるって、相当お好きですねぇ。ところでどこからいらしてるんですか」 「広島なんすわ」
国民体育大会ですこと。
学生時代にレジを扱ったアルバイトをほとんどしていなかったので、念願だった「一万円入りまーす」がちっちゃい声でも言えたのでそれは寒空の下なかなかの満足感だったのだけど、また田舎の波に呑まれてしまう。
そう、それはパンの話。なければブリオッシュを食べればよい話。 お昼にほぼ捌けてしまった柔らかフランスパン、売れるスピードを見て慌てて11時過ぎに一本確保(社割なし)。 売り子は12時までだったので、支給されたお弁当とともに事務所に戻る。もうひとり一緒だった人もフランスパンを買っていたのだけど、戻ってきたら事務所のパートさんに パ「あのフランスパンは買えなかったんだよね」 もうひとりさん「あたし買ってきたんですよ」 パ「あー食べたいなー」 も「一口どうぞ〜」
パ「買ってきたのはひとり?」
フランスパンの割に短いパンだったけど、隠せないのが哀しい田舎。
おうち帰っておやつにしようと思ってたのにな。
開けてから「頂いていいのかしら」とか言うのはやめてくれ。
もう一回言おう。「一万円入りまーす」
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