Baby blue eyes
もくじきのうあした

MAILヤプログBBS

2005年01月28日(金)過去とこれから。

あたしは結婚願望がかなり強い。

それはやっぱり、父さんがいないせいなのかな。

今日は少し、あたしの過去と、たっちゃんとのこれからを書こうと思う。


物心ついた頃から、父さんは入退院を繰り返してて。

父さんが元気だった時の姿っていうのは本当に、かすかにしか覚えてない。

そして父さんが亡くなってから、母さんは女手一つであたしを育ててくれた。

誰にも頼らず、あたしにさえ弱音も吐かずに。

だからあたしは、母さんがどれだけ辛い思いをしてきたかなんてほんとに気付かなくて。

他の子と同じように学校に行って、好き勝手遊んでた。

高校を卒業したらすぐにでも働くべきだったのに、大学受験をした。

でも見事に失敗して、それでも母さんはあたしを大学に入れたいと、予備校に通わせてくれた。

その時から、無理をしてるとあたしが気付けばよかった。

というか、気付かなければならなかった。

それでもあたしはバイトをしたお給料は全て自分のために使い、予備校へ行った。


やっぱりそんな生活は続かない。

気付けば、生活をしていけないほどまで苦しい経済事情になっていた。


涙を流しながら今までどうやってきたかをあたしに話してくれた母さん。

あたしには不自由させないように、としてきたことが裏目に出てしまったと。

あたしは、なんで今まで黙ってたの?と少し怒りさえ覚えた。

だけど、それに気付けなかったあたしは、なんて自分勝手なんだろう。

これからは、あたしが母さんを支えていかなくちゃ。

今まで育ててもらったお礼っていうか・・・。


そして心機一転のために生まれ育った大阪を離れ、ここへやってきた。


母さんに早く楽をさせてあげたい。

でもあたしだけの稼ぎじゃとても足りない。

今も母さんは一生懸命働いてる。

やはり、女だけではまだまだこの現実は厳しい。


この現実を生き抜く為にもあたしが結婚して、母さんを少しでも楽にさせてあげれたら・・・

いつしかそう強く思うようになっていた。


だけどあたしは今まで彼氏ができたことがなかった。

そんなあたしが結婚なんてできるんだろうか・・・と不安になった時も多い。


そんな時に出会ったのが、たっちゃん。

一番最初に付き合った人と結婚なんて、と付き合い始めは思ってた。

だけど今まで付き合って、あたしが今まで彼氏ができなかったのは、たっちゃんと
出会うためだったんじゃないか?と思うようになった。


今まであたしが心から信頼してる親友にさえ話せなかったあたしの過去。

それをたっちゃんには素直に話すことができた。

たっちゃんは、大泣きした。

そして言ってくれた。

「俺が、ゆうと、お母さんを幸せにする。援助する」

あぁ、やっぱりこの人を選んでよかった。

そう、強く思ったんだ。


あたしは結婚願望がほんとに強い。

でも、たっちゃんはまだ結婚願望が薄い。


女から結婚を急かされると男は引く、というけど、あたしは何度も急かしてしまった。

それで何度も、たっちゃんを困らせたね。


あたしは母さんにその辛かったことをずっと黙ってられてたことを、騙されてたと思ってしまって。

軽い人間不信に陥ってしまった。

母さんでさえも、心から信頼できなくなってしまった。


幸せが、いつ壊れるかわからない。壊れるのが怖いから、それなら自分から壊してしまおう。

そういうクセがついてしまった。

心から幸せを幸せに思えなくなってしまった。


それが、あたしのトラウマ。

たっちゃんが徐々に溶かしていってくれてるけど、たまに暴走してしまう。

その時に決まって言ってしまうのが・・・「別れよう。今なら大丈夫だから」

たっちゃんとケンカすると、必ず言ってしまう。

でもこの言葉が、たっちゃんの心を強く閉ざしてしまってるっていうことを知った。


お互いがトラウマをなくしていってるけど、時々またガードを堅くしてしまう。

そんなことが、何度か続いた。


この前も、あたしとたっちゃんが同棲することを母さんに反対された、ということから言い合いになって、
またたっちゃんを一番傷つける言葉を言ってしまった。

そう。母さんは結婚もしてないあたし達が一緒に住むっていうのを許してくれない。

一緒に住むのなら、結婚してからじゃないとダメ、だと。

それであたしはまたたっちゃんに急かしてしまった。

それから少し言い合いになって、ヤケになったあたしがあの言葉を言ってしまったのだ。

でも、たっちゃんは言った。


「ゆうが俺と結婚したいって言ってくれるのはほんとに嬉しいし、
 俺のことをそこまで想ってくれるのはゆうしかいない。

 それに、俺だってゆうと結婚したいと思ってる。でもな、まだやっぱり早いやん?

 お互いの親にだって、まだ1回しか会ってないし、親もまだ俺らのこと理解してへんやん。

 そやから、ゆうのお母さんが同棲するのを許してくれへんと思うねん。

 まだ俺らも1年なんやし、結婚に向けてはいっぱい障害がある。

 それを一つずつ、一緒に乗り越えていこうや。俺、ゆうとなら乗り越えられる。

 それに、俺はもうゆうと結婚するって決めてるんやから。安心して?

 すぐに結婚はできひんけど、そやからってこうやって週末にしか会えへんのは嫌や。

 だから俺早くゆうと一緒に住みたいねん。

 一緒に住んで、結婚まで進んでいきたいねん。

 だからまず、ゆうのお母さんに許してもらえるように頑張る。

 ゆっくりやっていこう?もしかしたら今年中に結婚できるかもしれへんやん。

 ゆう、こんな俺やけどついてきてくれるか?」



あたしは泣きじゃくってしまって声が出なかったけど、何回も何回も頷いた。

そんなあたしをたっちゃんは、優しく抱きしめてくれた。


たっちゃんは、そこまで考えてくれてたんやね。

たっちゃんはたっちゃんなりに、ちゃんと考えてたんやね。

そやのにあたしはたっちゃんの気持ちを考えんと、はよ結婚したいって言ってしまって・・・

自分が情けなくなった。


たっちゃん、あたしは一生たっちゃんについていくよ。

もう、離れへんからね。覚悟してや。




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・・・と長々と書いてきたけど、お疲れ様でした(^^;

支離滅裂な文章でスイマセンm(__)m


ゆう |MAILヤプログBBS

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