スイス日記
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2004年12月27日(月) 雪原の中に暮らす

夜のうちに雪が降って、朝起きると、雪が積もっていました。
お家の横は小さい森で、カーテンを開けると、ほんとに雪原。
たまに鹿が雪の上を駆けて行きます。

こんな雪原の中にぽつんといるのに、
家の中は暖房であったかくて、冷蔵庫には食べ物がいっぱい入っていて、
電気も使い放題。

街中に住み、窓を開けると、人がいっぱい通りを歩いていたり、向かいの人の生活が見えたりする時には全然考えなかったけど、こんな自然の中にいると、これだけのエネルギーを使わないと生活できない自分達の存在がすごく不自然に思えてきます。

電気をこまめに消してみたりするけど、暖房消すと寒いし・・・。
家電はなんでもビッグサイズなので、使うだけで、すっごいエネルギーを使ってそうだし、だからといって、使わないということもできないし・・・。

まあ、原始人は、こんな寒い時期にこんな寒い場所で生活しないで、もっと暖かい場所に移動してたはずと言い聞かせ、しょうがないと納得するしかないですね。

でも、アメリカの車とか家電のサイズを少し小さくするだけで、食べ物屋さんからでてくる食べ物や飲み物をもう少し小さくするだけで、どれだけのエネルギーの節約になるだろうと考えはじめると、本当にきりがないんだけど、やっぱり考えちゃいます。


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