オレンジの映画日記
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2005年01月18日(火) 【ネバーランド】2005年/アメリカ

[ネタバレ注意]
監督:マーク・フォースター
出演:ジョニー・デップ        ジェームズ・バリ
   ケイト・ウィンスレット     シルヴィア
   フレディ・ハイモア       ピーター
   ダスティン・ホフマン      チャールズ・フローマン

とても素敵な映画だった!久しぶりに涙腺が緩んでしまいましたよ。
ジョニー・デップがなんとも言えない優しさと、澄んだ心を持った
「ピーター・パン」の作者ジェームズ・バリを好演です。

1903年のロンドン・劇作家バリは公園で執筆活動をしているときに
4人の子供たちとシルヴィアに出会う。父親を亡くしたことで心を
閉ざしてしまったピーターの事を心配したバリは色んな夢や空想を
ピーターと兄弟達に伝えることで、次第に子供たちにとって必要な
存在になっていく。それはシルヴィアにとっても同じことだった。
しかし、そんな幸せな時間は思いもよらない出来事で終わりを告げ
てしまうのだった。。。

良かったぁ。ホントにすごく良い映画だった!始めっから最後まで
テンポ良く話しが進んでいくし、人物像の描写もしっかりしてて、
脚本も良く纏まってたと想うなぁ。

バリがピーター達に見せるファンタジックな夢や空想の世界の描き
方はなんとなく【ビッグ・フィッシュ】に似てたな。色のトーンも
同じような感じ。それぞれ、描いている空想の種類は違うけど、ど
ちらも子供の事を想った優しい世界。

純粋な子供たちに夢や空想の世界を見せることの出来る子供と同じ
ような心を持ったバリと、父の死で夢や希望を持とうとせず、早く
大人になることで、傷つかないようにしようとするピーターの二人
の心の触れ合いが自然と涙を誘うんだ。

終盤に入ってからはもうウルウルしっぱなし。子供たちに向けられ
たシルヴィアとバリの愛情に感動せずにはいられませんです。ハイ。

この映画はジョニー・デップの魅力を良く引き出してたし、ピータ
ー役のフレディ・ハイモア君の才能あふれた演技も良くて、久しぶ
りにダスティン・ホフマンなんかも映画で見れて嬉しかったなぁ。
とにかく、大満足でした。



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