Radio Days | 2004年06月17日(木) | ||
と、タイトルを書いてから思い出したのがウディ・アレン。 彼のお陰で、あたしは昔、 ”ニューヨークのインテリの人たち(なんか表現が変)はみんな、 お金と時間を持て余して神経を病み、オシャレなクリニックに通っている” みたいな偏見をすっかり抱いてしまったのですが、 それは間違いだらけの認識大会ってやつですか? こんばんは。 帰ってくるなり娘が、 「ねね、今日ね、FMのラジオでね、 この間の運動会について書いたあたしの 感想文が読まれるんだって!」 と言う。 「ぅあぇっ??」 聞くと、FM××(超ローカル、市内だけしか入らないch)で、 午後6時半から7時までの間のいつかに、 ほんの5分間くらいのコーナーで紹介されるらしい。 普段ラジオなど聞かないので、慌ててラジカセを探して、 引っ張り出してくる&ホコリを払いつつ。 録音用のカセットも、通常時は未踏スペースの、 ホコリだらけで埃まみれの棚の中から大急ぎで発掘。 とりあえず、準備はOK。 6時半を廻ったところで、二人で小さなラジカセを囲んで集中。 目的の局にチューニングを合わせる。が、微妙にショボい。。。 DJの歯切れの悪さに、既に娘が毒を吐いている。 「噛んでるじゃんっ!ホラ?聞いた?? 今、噛んだよ、ダメじゃんっ」 確かに・・・。 ちょうど洋楽のコーナーみたいな時間で、 70’s〜80’sの曲が続々とかかる。 あたしはついついそちらに意識がイき始めて、 歌ったり踊ったりしていた。 娘のブーイング。 「なに?この曲、ショボっ。知らなーい、こんなの」 あたし「ウルサイなぁ。。イイでしょーが!」 と、プチ小競り合い。 勝手にアドリブで歌詞をつけ、しかもHIP HOP調で歌う彼女。 うっ、チェケラッチョ!の連発。 (↑これ、すごいムカツクんだけど) そんなこんなで結局例のOAが始まったのは、 7時5分前頃だった。 どうやら番組と番組の繋ぎの「ちょっとした番組」だったらしい。 ”感想文”とは言っても、朗読にして2〜30秒ほどの短い文章。 校内で二人だけが選ばれて、その文章が読まれるのだけれど・・・。 もうヒトリの男の子に関しては、 海外から転校してきたこともあり、 文章の前にちょっとした説明があった。 しかし、娘の文章の前は、 ”××市の〇〇小学校の6年生が先日の運動会について 寄せてくれた 感想文でぇ〜す♪” という前置きがあっただけで、突然淡々と読まれていた。 案の定、娘が騒ぎ始めた。 「名前、言ってくれると思ったのに・・・。 〇〇君はちゃんと”今年××から転校してきた男の子の文章です” って説明されてたのに・・・。 あたしは、女の子とも男の子とも、なぁんとも言ってくれなかったよ。 うぉおおおおお! 匿名かYO! 名無しさんかYO!」 しばらくそれをネタに、不貞腐れたフリをして 大はしゃぎしていたけれど、しまいに それにも飽きてしまったようだ。 「ちゃんと録音できたから、明日学校に持って行く? 聞けなかったお友達もいるでしょう。。 もしかしたら〇〇君だってちゃんと 聞けなかったかもしれないし・・。」 と言ってやったら、 「却下。恥ずかしい。自慢してるみたいでヤだ」 とあっさり断られた。 まぁ、それもそうね。 ところで久しぶりにラジオを聞いた。 目的はなんであれ、チューニングを合わせる時のドキドキ感、 カセットテープにちゃんと録音できているかどうか?の不安感。。 などが、なんだかとても懐かしく感じた。 ちょうど手元にあるラジカセ。 今夜はゆっくりラジオでも聴いてみようかしら^^ |
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