ここにきて、リズムが乱れている。夕方起きた。
明日から学校だというのに。
目が覚めても外が暗いと、軽く混乱する。
いま何時なのかわからなくなる。時計を見てもどっちの6時かわからなかったりする。
そして小さい頃、目覚めたら外が薄暗く、家がしんと静まり返っていて、
台所の灯りだけがついていて、母がいる、という光景を思い出す。
外のほのかな青と、台所のオレンジの白熱灯のコントラストが印象的だった。
いまになって思い返しても、それが夕方だったのか早朝だったのか
よくわからないままである。
たぶん、起きて外が明るくないと、脳や体が一日を認識できない感じだ。
だから今日もたいしたことはなにもできずに今日が終わりそうだし、
あの日も、夕方なんだか早朝なんだかわからないまま、記憶の隙間にあるような気がする。
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